護衛艦「むらさめ」出国行事
派遣部隊は、第1護衛隊司令 平井克英1等海佐を指揮官として、護衛艦「むらさめ」(艦長 野本直利2等海佐)の乗員等の212名で構成されている。出国行事は、防衛大臣訓示(山村浩海上幕僚長代読)、西銘及び三浦衆議院議員、上地横須賀市長による激励の辞、来賓紹介、激励電報の披露、派遣部隊指揮官による出国報告、花束贈呈が行われた。行事終了後、岸壁に整列していた乗組員は護衛艦「むらさめ」に乗艦、直ちに出港していった。
今回の出国行事は、新型コロナ感染症の影響により、参加者は関係者及び限定された招待者のみで、乗員家族による見送りも遠慮していただいたとのこと。また、出港後は近海において2週間待機し、PCR検査を行った後に中東方面に向かうこととされている。更に、任務中の寄港の予定はなく、次に陸を踏めるのは帰国した時になるということで、いつもより厳しい環境での任務となる。航海の安全と乗員の皆さんのご健勝を祈って送り出した。 (山本会長 記)