派遣海賊対処行動水上部隊(護衛艦「おおなみ」)帰国行事に参加

 令和21124日(火)、横須賀基地逸見岸壁において、ソマリア沖アデン湾における海賊対処行動水上部隊(護衛艦「おおなみ」)の帰国行事が行われ、湘南水交会から中田副会長が参加した。

 護衛艦「おおなみ」は、艦長 石寺隆彦2等海佐以下約220名の隊員が、新型コロナウイルス感染症で緊急事態宣言が発令される最中の4月に出国し、洋上にてPCR検査及び2週間待機ののちアデン湾に向かい、船舶護衛7回を含む延べ約130日の海賊対処行動に従事するとともに、これまでの累計で4000隻の船舶を安全に護衛する記録達成に貢献しつつ、一人の新型コロナ感染者も出すことなく任務を完遂し、新型コロナの第3波の最中、帰国した。その間、補給は実施するも、乗員の上陸はなく、厳しい環境下での任務であった。

 帰国行事は、関係者及び限定された招待者のみで、乗員家族にも出迎えを遠慮頂いた中ではあったが、護衛艦「おおなみ」艦長の帰国報告、防衛大臣訓示(杉本横須賀地方総監代読)、湯浅自衛艦隊司令官訓示、および来賓紹介が済々と行われ、任務の完遂と全員無事の帰国を祝った。(中田副会長 記)


 
(中田副会長 撮影)