平成21年度湘南水交会総会及び懇親会を開催

  平成21年6月24日(水)、午後4時45分から横浜市内のホテルにおいて平成21年度総会が開催された。
先ず、この1年間に物故者となられた19名の会員のご冥福を祈り黙祷を捧げた後、叙勲の栄に浴された会員を祝
福した。
落合会長の挨拶に続いて議事に移り、次の3議案が審議された。第1号議案は、昨年度の事業報告及び収支決算
の承認を求める件で、この中で清崎理事長から湘南水交会の会勢拡充のため、退職自衛官及び一般市民に対して
行われた水交会への入会を促す“一声ローラー作戦”の成果が報告された。

 

平成20年度末(21.3.31)の会員数は637名で、この一年間で9名増となり、更に平成21年5月1日現在では 
645名となり、この1ヶ月強の間に8名増となったことが紹介された。第2号議案は、本年度の事業計画(案)及び収
支予算(案)の決定を求める件、第3号議案は、湘南水交会役員等の選任を求める件で、落合会長が会長職を退か
れ顧問に、功刀副会長が会長に、清崎理事長が副会長に、中村理事が理事長に、そして新たに植月、齊藤、安田、
菅原の4名が常務理事に推挙されたことが報告され、いずれの議案も賛成多数で承認された。

 審議終了後、清崎理事長から連絡事項として、来年2月下旬に開催予定の平成21年度臨時総会の趣旨等につい
て、水交会の新公益法人化に伴う湘南水交会の対応について、厚木マーカスの関東サッカーリーグT部試合の日程
及びソマリア沖航空部隊派遣の支援についての4件が紹介された。
引き続き、昨年度、新規水交会会員6名を入会に結びつけた清崎理事長、5名入会の古賀理事、3名入会の谷理事
に表彰状が落合会長から手渡された。続いて、退任される大久保理事、三澤理事、佐野理事及び光中理事に対し、
落合会長から感謝状と共に、長年の積極的な理事等の業務のご苦労への感謝の言葉が述べられ、総会は予定どお
り終了した。

 総会終了後、水交会本部の夏川理事長から落合o会長に感謝状が贈呈され、引き続き湘南水交会の功刀正文新
会長に委嘱状が交付された。

 1800から会場を隣のホールに移し、会員68名のほか、部隊等から泉自衛艦隊司令官、倉本航空集団司令官、
永田潜水艦隊司令官、高橋第4航空群司令、井上護衛艦隊幕僚長、中村第2術科学校副校長、日向横須賀地方総
監部管理部長、河村厚木航空基地隊司令、中島第4航空群司令部首席幕僚の各部隊指揮官等及び上野航空集団
先任伍長、瀧川第4航空群伍長、友好団体から大和市自衛隊協力会の小田切会長、茅ヶ崎・寒川防衛協力会の清
水会長、鎌倉防衛協会の中村会長、藤沢防衛協会の金子会長及び雪文庸建長寺正統院住職の15名のご来賓を
迎えて懇親会が行われた。
 始めに功刀新会長の挨拶、来賓紹介が行われ、続いて落合前会長の挨拶、左近允名誉会長の乾杯の音頭で歓
談に移った。その後、来賓を代表して泉自衛艦隊司令官からご挨拶があり、ソマリア沖海賊対策として派遣されてい
る隊員の激励、活動状況の視察及び関係国に対する支援の御礼等のため、6月9日から19日の間、オマーン、バ
ーレーン、アラブ首長国連邦及びジブチ共和国の中東4カ国を訪問したことが話された。この中で、いずれの訪問国
も、わが国の戦前の行動を好意的に捉えると共に戦後の復興に驚嘆していたこと及び隊員が猛暑の厳しい環境下で
黙々と任務に励んでいる状況等が紹介された。

 現役指揮官、先任伍長及び友好団体の皆さんを囲んで最近の海上自衛隊の活動、各種エピソードなどの話に花が
咲くとともに、会員相互の旧交を温める中、清崎新副会長の〆の乾杯により、盛会のうちに懇親会は終了した。
 いよいよ平成21年度湘南水交会の本格的な活動が開始された。
                                                       (武田常務理事 記)

  





(懇親会にて、功刀新会長より就任挨拶)




  
   (湘南水交会 左近允名誉会長を囲んで、新旧役員の反省会及び発足会)


                                     (中村、武田常務理事 撮影)