第39次海賊対処「ゆうぎり」帰国行事への参加

 令和31219()、横須賀地方総監部吉倉岸壁において第39次派遣海賊対処行動に従事していた護衛艦「ゆうぎり」の帰国行事が行われ、湘南水交会から中田会長が参加した。

  雲一つなく晴れ渡った穏やかな冬晴れのもと、新型コロナウイルスの新規感染者数が低く抑えられていることから、約110カ月ぶりに部内外のご来賓及び乗員家族を招いての帰国行事が実施された。

  はじめに、熊代ゆうぎり艦長が帰国報告した後、第39次派遣海賊対処行動水上部隊に対し岸田内閣総理大臣からの特別賞状及び盾が、熊代艦長に対し岸防衛大臣からの第1級賞詞が、そして佐々木先任伍長に対し山崎統合幕僚長からの第3級賞詞がそれぞれ伝達された。 

 また、岩本防衛大臣政務官及び湯浅自衛艦隊司令官の訓示においては、5回の直接護衛や延べ約100日の区域防護の完遂、諸外国海軍との良好な共同、並びに平成21年以降通算4000隻を超える船舶の護衛達成などの功績が紹介されると共に、上地横須賀市長からは来賓を代表して帰国歓迎の挨拶があった。 

 本年6月から12月の長期にわたり新型コロナウイルスの影響で寄港地での上陸もなく厳しい環境の中、全員が無事故で任務を完遂した護衛艦「ゆうぎり」の無事の帰国をよろこびたい。 (中田会長 記)


 

 (中田会長 撮影)