新型護衛艦「くまの」入港歓迎行事に参加

 令和4年3月28日(月)、横須賀地方総監部吉倉岸壁において新型護衛艦「くまの」の入港歓迎行事が行われ、湘南水交会から中田会長と行事同行希望者の中で当選された有志会員1名が参加した。

護衛艦「くまの」は、岡山県の三菱重工マリタイムシステムズ(旧三井E&S玉野造船所)において令和元年に起工、本年3月22日に就役した最新鋭の「もがみ」型護衛艦(FFM)の2番艦である。
 双子の姉妹艦「もがみ」(1番艦)のエンジン製造会社の納期遅延によって同型艦の中で第1号の就役となった。
 艦名の由来は、和歌山、奈良、三重の3県に渡り優雅に流れる「熊野川」からいただいており、日本の艦艇としては「3代目くまの」となる。
 従来型の護衛艦とは異なる設計思想、新しいコンセプトで設計されており、ステルス化、コンパクト化、多機能化及び省力化が図られている。

式典では、櫻井くまの艦長の溌剌とした入港報告の後、酒井横須賀地方総監から多様な任務への対応と「もがみ」型護衛艦の先駆者として我が国海上防衛の任に就くことを期待する旨の訓示がなされ、上地横須賀市長から横須賀市民として歓迎の挨拶が行われた。

くまの艦長以下乗組員の益々の健勝と活躍を期待したい。 (中田会長 記)

  
  (中田会長 撮影)