潜水艦「たいげい」入港歓迎行事に参加

 令和4年4月6日(水)、横須賀地方総監部逸見岸壁において潜水艦「たいげい」の入港歓迎行事が行われ、湘南水交会から中田会長と行事同行希望者の中で当選された有志会員1名が参加した。 

はじめに、土谷「たいげい」艦長から、入港歓迎に対する御礼とともに、「たいげい」乗員は高い資質と誇りを持っており、高い性能の「たいげい」とこの乗組員であればいかなる任務に対しても十分な成果を上げられるので期待して欲しいとの頼もしい入港報告の後、乾横須賀地方総監からは「最新の装備をもって様々な任務での活躍と、一日も早い戦力化を期待する。大きなクジラのごとく活躍し「たいげい」型のリーディングシップとして伝統を築いてほしい。」旨の訓示があり、上地横須賀市長から乗員とご家族を横須賀市民として歓迎しますとの挨拶があった。
 潜水艦「たいげい」は、三菱重工業神戸造船所において本年3月9日に就役した「そうりゅう」型に続く「たいげい」型の一番艦である。艦名は、「大きな鯨」に由来しており、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍潜水母艦の「大鯨」に続き2代目にあたる。
 従来型潜水艦と比べ探知能力及び静粛性が向上した船体を採用するとともに、潜水艦への女性自衛官配置制限の解除を受けて、居住区内に仕切り等を設け女性用寝室を確保するなど女性自衛官の勤務にも対応しているとのことで、メディアの注目度も高く、新聞、テレビ、雑誌等多くの取材陣が来場していた。 

たいげい艦長以下乗組員の益々の健勝と活躍を期待したい。  (中田会長 記)


  
  (中田会長 撮影)