遠洋練習航海部隊の出国行事に参加 

令和4年4月24日()、横須賀地方総監部逸見岸壁において遠洋練習航海部隊(練習艦隊)の出国行事が行われ、湘南水交会から中田会長と行事同行希望者の中で当選された有志会員1名が参加した。 

式典は、鬼木防衛副大臣に対する栄誉礼の後、防衛副大臣から「世界の人々との交流を通じ国際感覚と広い視野を育み、訪問国との友好親善の増進に貢献すると共に、国民に信頼される幹部として大きく成長し帰国を期待する。」旨の訓示、横須賀市長の来賓挨拶(田中副市長代読)、並びに酒井海幕長から「日本国の代表である誇りと責任を胸に帰国の日まで全力を尽くせ。実習幹部は海を知り、強い精神と良きリーダーシップを育むことを期待する。」旨の壮行の辞があった。続いて、小牟田練習艦隊司令官の出国報告の後、実習幹部及び乗員が整斉と行進し乗艦、「出港用意」の号令の下、速やかに出航していった。 

小牟田海将補率いる練習艦隊は、練習艦「かしま」及び練習艦「しまかぜ」により編成され、実習幹部約160名を含む総勢約550名が、約4カ月にわたりアデン湾、ジブチ及び欧州等を経て世界を一周するとのことである。 

新型コロナウイルスの影響で3年振りに開催された出国行事で、実習幹部及び乗員のご家族と共に、帽振れにて遠洋練習航海部隊の安全と健闘を祈りながら見送った。8月に元気な姿で帰国するのを楽しみに待ちたい。(中田会長 記)


  
  (中田会長 撮影)


  以下の写真は、中村 裕一氏 撮影 提供