令和4年度インド太平洋方面派遣部隊出国行事に参加 

令和4年6月13日(月)、横須賀基地逸見岸壁において令和4年度インド太平洋方面派遣部隊出国行事が行われ、湘南水交会から中田会長と行事同行希望者の中で当選された有志会員1名が参加した。

本派遣は今回で6回目となるが、急速に複雑化・不安定化の傾向を強めるインド太平洋地域において我国が推進する法の支配に基づく海洋秩序と自由で開かれたインド太平洋の実現に資するべく平成29年度から実施されているとのこと。
 その目的は、太平洋地域に所在する国々や、同地域に艦艇を派遣している各国海軍との共同訓練を通じ、海上自衛隊の戦術技量を向上させると共に、各国海軍との相互理解の増進及び信頼関係、並びに連携の強化を図り、地域の平和と安定に寄与することである。
 式典では、湯浅自衛艦隊司令官が、平田第4護衛隊群司令以下、護衛艦「いずも」及び護衛艦「たかなみ」による第1水上部隊を編成するとともに、隊員諸官に対し「本派遣の背景・意義・目的を胸に刻み本派遣に臨め。コロナ禍の厳しい状況にあっても各指揮官以下一丸となって万里の波濤を乗り越え長期にわたる派遣を完遂して総員が無事帰国することを祈念する。」との壮行の辞があり、続いて、平田第4護衛隊群司令の出国報告の後、乗員が整斉と乗艦し速やかに出航していった。
 平田海将補率いる第1水上部隊は、約4か月間にわたって、寄港地10か国以上を訪問すると共に、この間リムパックやパシフィック・パートナーシップをはじめとする多数の共同訓練に参加するとのこと。
 また、後続として第2水上部隊、潜水艦部隊、航空部隊及び陸上自衛隊水陸機動団を合わせると総勢約1000名以上が訓練に参加するとのことである。 

航海の安全と任務の完遂を祈り見送った。(中田会長 記)

  
  (中田会長 撮影)