インド洋派遣の補給艦「ときわ」帰国行事に参加

 9月2日(水)1330から横須賀吉倉岸壁で補給艦「ときわ」(艦長 高森2佐 乗員約140名)の帰国行事が行われ、湘南水交会から功刀会長、清崎副会長他3名の会員が参加した。
 
 同艦は、3月16日(月)春の訪れを待つ中、補給支援特措法に基づいてインド洋に派遣され、気温40度以上、湿度70%という過酷な環境下で任務を全うして171日振りに秋風を感じさせる吉倉の桟橋に着岸したものである。日焼けした乗員は、500名を超す来賓、家族、同僚の前に、任務を全うした誇りを胸に、日本の大地の感触を懐かしむ様に整列した。杉本自衛艦隊司令官から「様々な困難を克服し、当地に展開する諸国海軍からの信頼をより強固なものとしたことは賞賛に値する。」との慰労の訓示に続いて、高森艦長が「皆さまの支援のお陰で、全ての任務を無事完遂できました。ありがとうございました。」と帰国挨拶を行い、約30分の帰国行事は滞りなく終了した。その後、家族等は乗員の待つ甲板に移動して、久々の再会を楽しんだ。

 湘南水交会は、支部旗をはためかせて約5箇月半に及ぶ乗員の御苦労と留守を支えたご家族に感謝の意を伝えた。行動を共にした護衛艦「あけぼの」は、前日母港の呉に入港した。

 現在インド洋では、「おうみ」と「すずなみ」が引き続き給油活動を継続している。

                                    
                                                         (齊藤常務理事 記)




                                           (齊藤常務理事 撮影)