NAF(Naval Air Facility)Atsugi(厚木米海軍航空施設)
                  主催による「友好広場開所記念式典」に参加


 平成22年1月19日(火)、日米安全保障条約改定の署名から50周年を迎え、厚木基地内で、NAF(米海軍航空施設)厚木は、同司令部跡地に「友好広場」と名付けた公園を開所し、記念の式典を開いた。
 
 海上自衛隊と米海軍が共同使用する厚木基地の式典には、日米の関係者約300人が出席し、湘南水交会からは、功刀会長、中村理事長、植月、星常務理事、長沼会員らが参加した。
 
 広場には、1941年日本海軍が建設した司令部があり、戦後米海軍が「ホワイトハウス」と呼び、厚木航空施設司令部として使用していたが、老朽化のため2008年に取り壊され、EA−6Bプラウラーが2009年据付られた。
 
 広場の名称については、米海軍軍人やその家族が交流のある地元の綾瀬市立寺尾小学校と基地内にあるシャーリーランハム小学校の生徒達に募り、約200の候補の中から「友好広場」「Alliance Park」と命名された。
 
 式典では、厚木航空施設司令のエリック・ガードナー大佐が、「この50年間、日米両国のために身を捧げてきた人々を称え、相互協力をさらに強化し、両国の安全を脅かす共通の危機を防ぐとともに、将来続いてくる人たちのために道標を打ち立て、『友好広場』を捧げます。」とスピーチし、第4航空群司令の佐藤誠海将補は「日米同盟は、アジア太平洋地域安定のため、より強固に深化させていく必要があり、引続き緊密な関係を築きたい。」と述べた。
 
 式典は引続き、「友好広場」記念碑の除幕、記念碑での前で小学生らを交えての写真撮影、海自が贈呈した「江戸彼岸」桜の植樹が行われ、その桜の木の両脇にそびえる2本のポールに両国の国旗が、海自横須賀音楽隊と米国海軍第7艦隊音楽隊の演奏により掲揚された。
 
 式典の後は、基地内にある将校クラブでレセプションが催され、日米絆の深化に思いを寄せた懇談の花が、各所で開き、「友好広場」は極めて盛会であった。
                                             (星常務理事 記)



 

 
(在日米海軍司令官 リチャード・レン少将)      (航空管制隊司令山作1佐・米海軍厚木航空施設司令
                                                         エリック・ガードナー大佐) 

 
                                                        (星常務理事 撮影)