護衛艦「おおなみ」見送り

 ソマリア沖海賊対処に派遣される護衛艦「おおなみ」(4,650トン、約190名)が129日午前、母港の横須賀を出港、湘南水交会から功刀会長以下7名の役員及び会員等が見送り行事に参加した。
 「おおなみ」は、佐世保から出港する「さわぎり」(
3,500トン、約210名)とともに、2月下旬から第4次派遣部隊として商船護衛の任務に従事する。

 出港行事は、真冬とは思えない暖かい青空の下、楠田大蔵防衛大臣政務官、吉田雄人市長や乗組員の家族ら約600名が出席して行われた。杉本正彦自衛艦隊司令官が「強い使命感と確固たる信念を持って海洋の安全を確保するという重大な責務を果たして欲しい。」と乗組員を激励した。派遣部隊指揮官の南孝宣第6護衛隊司令は「皆さんの励ましを力にして頑張ってまいります。」と挨拶した。
 岸壁からの帰路、後ろを歩くご夫人のすすり泣く声が聞こえ、家族にとってはいろいろな思いを持って見送りに来られていることを実感させられた。

                                           (中村理事長 記)








                                        (中村理事長 古賀理事 撮影)