「はつゆき」、「さわかぜ」の自衛艦旗返納行事に参加 

 平成22625日(金)午前10時から、海上自衛隊横須賀基地の吉倉桟橋において、護衛艦「はつゆき」及び「さわかぜ」の除籍に伴う自衛艦旗返納行事が行われ、両艦の自衛艦旗が松岡横須賀地方総監に返納された。
 同行事には、両艦の乗組員や来賓など約
330名が参加し、湘南水交会からは落合顧問、功刀会長、副会長、幹事長等12名が参列した。総監は訓示で両艦の輝かし業績を讃え、「はつゆき」については、昭和57323日、国産システム艦及びオールガスタービン推進艦の一番艦として、多様な兵装とヘリコプターを搭載した各種の戦闘に対応できる汎用護衛艦として就役、以来約28年にわたり海上自衛隊の任務遂行に大きく貢献するとともに、国産システム一番艦として多くの人材を育てたことなどが披露された。
 一方の「さわかぜ」については、昭和
58330日「たちかぜ」型護衛艦の三番艦として、12番艦から更に近代化された戦闘指揮システムを搭載したミサイル護衛艦として就役、以来約27年にわたり護衛艦隊の艦隊防空の中核として貢献するとともに、多くの人材を育てたこと及び横須賀を定係港とする最後の蒸気タービン機関搭載の護衛艦として艦艇の歴史に大きな足跡を残したことなどが披露された。

  両艦乗組員の新たな配置におけるご活躍を祈念いたします。
                                                          (中村幹事長 記)