「派遣海賊対処行動航空隊第5次要員壮行会」に参加

平成22年9月22日(水)、厚木航空基地内のオフィサーズクラブにおいて、「派遣海賊対処行動航空隊第5次要員壮行会」が催された。

来賓として海老名市長、綾瀬、大和、海老名の各市議会議長、米海軍からは西太平洋艦隊航空司令官、厚木航空施設副司令官、また厚木基地協力諸団体の会長等が招かれ、湘南水交会からは功刀会長、清崎副会長、落合顧問ほか役員8名が参加した。海上自衛隊からは航空集団司令官を始めとする厚木所在部隊指揮官等主要幹部、並びに各隊先任伍長等、総勢約200名が一堂に会した。

会は始めに主催者である第4航空群司令が挨拶し、現地での派遣航空隊の活動が日本の国益に繋がることを強調、続いて航空集団司令官が「@誇りを持てA米海軍との連携強化B統合部隊としての結束強化」を要望する旨の壮行の辞を述べ、次に来賓を代表して海老名市長から無事に任務を完了し元気に帰国してほしい旨の挨拶があった。

派遣航空隊の規模は約150人(海上自衛隊員約100名、陸上自衛隊員約50名)で、先発隊は9月28日に、また本隊は10月6日に日本を出発する予定で、現地ではジブチ空港を活動の拠点として、海自護衛艦により護衛活動を行っている海域を中心に警戒監視や情報収集を行い、護衛艦や航行中の商船等に対して海賊関連の情報提供を行うことを主任務として活動、派遣期間は約4箇月間とみられている。

会の最後に派遣航空隊指揮官の大野敏明1佐(3空副長)から「国民の期待に応えるべく現地での海上交通の安全確保に全力を尽くし、全員笑顔で帰国する」旨の決意が述べられた。

                                   (小川常務幹事 記)






                                         (中村幹事長 撮影)