第5次海賊対処行動水上部隊 護衛艦「むらさめ」「ゆうぎり」帰国行事に参加

 第5次海賊対処行動水上部隊の護衛艦「むらさめ」と「ゆうぎり」が10月15日午後、ソマリア沖アデン湾での任務を終えて横須賀に帰国した。
 第1護衛隊司令篠村靖彦1佐 を指揮官とする第5次海賊対処行動水上部隊は、去る5月10日横須賀を出港、6月上旬から9月下旬まで現地で護衛任務に従事した。
 5次隊は、累計34回307隻の船舶を護衛、今回の行動中モンスーンにも遭遇するとともに、10月中旬にケニヤ沖で日本の船舶が海賊に襲われたとの報道があるように、厳しい環境下での任務を遂行した。
 帰国行事では、護衛行動に功績に対して内閣総理大臣からの特別賞状が松本政務官から伝達された。この表彰は、テロ特措法による補給支援活動以降、各次部隊に授与されている。
 引続き行事は高嶋横須賀地方総監の執行によりおこなわれ、吉田横須賀市長、海上保安庁警備救難部長、第3管区本部長、日本船主協会役員、倉本自衛艦隊司令官を始め、各部隊指揮官、隊員、家族や各協力支援団体が出迎え、湘南水交会からは清崎副会長、落合顧問、古賀幹事、岩岸常務幹事ら計7名の役員、会員が参加した。
 なお、大湊を母港とする僚艦「ゆうぎり」は10月17日に母港に向け、帰港した。

                                                               (中村幹事長 記)







                                                  (古賀幹事 撮影)