平成22年海上自衛隊厚木航空基地殉職隊員追悼式参列
  
 平成22年11月2日(火)、丹沢の峰の奥に聳え立つ富士山の積雪がまぶしく見える晴天の中、第4航空群司令佐藤誠海将補執行の下、海上自衛隊厚木航空基地殉職隊員追悼式が執り行われた。
 式は、ご遺族の宇野様はじめ慰霊碑建立に携わった関係者、海自OB、各協力団体等の代表ら来賓24名及び隊員約70名が参列する中、厳かに執行され、湘南水交会からは、功刀会長と中村幹事長並びに歴代群司令として小川常務幹事が参列した。
 儀状隊による敬礼(捧げ銃)のあと、佐藤4空群司令が、現在の海上自衛隊が精強であるのは先輩諸氏の血の滲むような努力の賜物であること、また志半ばで殉職された4柱の御霊の安寧を祈念するとともに、今後とも国民の負託と期待に応えるべく与えられた任務の遂行に邁進していくことを誓う旨の追悼の辞を述べ、ご遺族、来賓及び隊員代表による献花のあと、ご遺族を代表して宇野様が追悼式の謝辞に引き続き、尖閣諸島や北方4島など日本周辺海域の諸情勢が厳しいなか、日本の国益のため遠くソマリア沖アデン湾において護衛艦・哨戒機による海賊対処や鹿児島県奄美大島での大雨による災害派遣に黙々と従事している自衛隊員がいることをひと時も忘れてはならない旨挨拶され、その深い感慨の余韻が残るなか、式は滞りなく終了した。
                                                                (中村幹事長 記)



 

 


                                                  (中村幹事長 撮影)