第5次海賊対処行動航空隊(厚木 P-3C 2機)の帰国行事に参加
第5次海賊対処行動航空隊が23年2月9日午後、ソマリア沖・アデン湾での任務を終えて厚木基地に帰国した。
5次隊は、22年10月10日に出国し、同12日から正月を挟み本年2月3日まで現地の警戒監視等の任務に就き、飛行回数は80回、飛行時数は約640時間に及んだ。この間、確認した商船数は約6700隻、我が国の護衛艦を含む諸外国艦艇や民間商船への情報提供は約860回を数えた。
13時35分に厚木滑走路南方上空から任務を終えたP-3C2機が姿を現し、斎整と着陸。その後、指揮官大野敏明1佐を先頭に、P-3C搭乗の隊員と民間機で帰国した隊員合計約150名は、艦旗を振りながらエプロンで待つ家族・厚木基地隊員をはじめとする出迎えの前を堂々と行進し、任務達成をアピールした。
帰国各隊員の凛々しく充実した顔つきは厳しい環境での任務達成と彼ら自身の成長を物語るものであった。
帰国行事は広田防衛大臣政務官、畑中航空集団司令官臨席のもと、第4航空群司令佐藤海将補により執行され、行事の中で防衛大臣からの第1級賞状が指揮官へ手渡された。来賓としては周辺自治体の首長、議会代表、協力団体、米海軍代表が列席し、湘南水交会からは功刀会長、落合顧問、清崎副会長、古賀、岩岸、安田の各常務幹事が出席した。
(安田常務幹事 記)
(古賀幹事 撮影)