厚木空神社(靖國社)第59回例祭に参列

平成2343日(日)深見神社(神奈川県大和市)において厚木空神社(靖國社)第59回例祭が挙行
され、湘南水交会がこれに参列した。厚木空神社は、昭和
1911月、旧海軍厚木航空隊(現海自厚木航空
基地)の敷地内に、当時首都防衛の任に当たっていた第
302航空隊の殉職将兵を祭神として建立されたが、
終戦に伴い神殿は祭神
103柱の名簿及び建立時に靖國神社宮司 鈴木孝雄陸軍大将から奉納された宝剣の
靖國刀とともに深見神社境内に奉遷された。その後、昭和
26年に新たに祭神として当地出身の明治10年の
役以降の戦没者を合祀し、名称も宝剣靖國刀に因んで靖國社と改められ、毎年
4月の第1日曜日に例祭が挙行
されている。

今年の例祭は、冬型の気圧配置で花冷えする神社境内において、厚木空神社奉賛会(厚木302空会)会員、
深見神社奉賛会会員、地元消防団団員、地元戦没者ご遺族、並びに有志等約
90名の参列の下、厳粛に斎行
された。例祭に先立ち、今回の東日本大震災で被災され亡くなられた方々のご冥福を祈って1分間の喪黙が
ささげられた。
 例祭終了後に厚木空神社奉賛会の中川会長から「一年ぶりに戦友と会うことができ嬉しく思う。厚木
302
空にいた時は若桜であった者も既に
80歳を超えたが、今後も健康に留意して、この例祭だけは引き続き
参加していきたい。この場をお借りし、お世話頂いている地元の皆様方に深く感謝する」旨、挨拶された。
湘南水交会からは清崎副会長(会長代理)のほかに植月、星、小川担当幹事が参列した。

                                       (小川担当幹事 記) 


     

                              (星担当幹事 撮影)