湘南水交会防衛講演会・懇親会を開催

湘南水交会は、6月23日(木)、横浜のホテルにおいて、平成23年度防衛講演会・懇親会を開催した。

 講師は、海上幕僚監部指揮通信情報部長の伊藤俊幸海将補で、「東日本大震災における自衛隊の活動状況」と題し、地震発生直後の動き、部隊編成の流れ、大規模震災災害と原子力災害への対応、各国の対応及び現在の状況について、海上自衛隊に焦点を当てての講話だった
 特に、隊員が被災者との係わり合いを通してプロ意識を感化され被災者への支援の意欲を一層高めていった様子や、艦艇での入浴支援の際に被災者の衣服の洗濯と携帯電話の充電をパックとするなど気配りに富んだ支援のアイディアが隊員から自然発生的に生まれ、そして瞬く間に全艦艇へ広まっていった逸話などに、参加した
100余名の会員は感動し、また感心しながら聞き入り、1時間20分の講演時間を終えた際には盛大な拍手が湧き上がった

講演に引き続いて懇親会が催された。功刀会長の挨拶の後、左近允湘南水交会名誉会長の乾杯の音頭で始まり、終始、講師の周りには人垣が作られるとともに、海兵等出身者と海自隊出身者等との和気藹々とした懇談がテーブル毎に繰り広げられ、午後7時、清崎副会長の中締めで盛会のうちに懇親会は終了した

                                     (鈴木担当幹事 記)





                                    (鈴木、星担当幹事 撮影)