第10次海賊対処行動水上部隊 護衛艦「たかなみ」「おおなみ」出国行事に参加

 第10次海賊対処行動水上部隊の護衛艦「たかなみ」と「おおなみ」が10月11日午後、ソマリア沖アデン湾に向け横須賀港を出港した。
 第6護衛隊司令水間貴勝1佐 を指揮官とする第10次海賊対処行動水上部隊は、3週間後、同海域に到着し、現在派遣されている部隊と交代する。来月上旬から約4ヶ月間、護衛任務に就く。
 今次編成は、護衛艦「たかなみ」艦長米丸祥一2佐以下170名、護衛艦「おおなみ」艦長吉野敦2佐以下170名と司令部幕僚を含め370名と海上保安官8名が派遣される。
 出国行事は、海将河村克則・横須賀地方総監により執り行われ、神風英男防衛政務官及び海将河野克俊・自衛艦隊司令官からそれぞれ訓示が、そして水間1佐の出国挨拶、最後に協力団体等から花束贈呈が行われた。
 河野自衛艦隊司令官より「護衛活動が生み出す安心感は大きく、各国から感謝の言葉を得ている。」と訓示にて激励され、横須賀音楽隊の演奏の中、横須賀地区在籍の各級指揮官・隊員並びに横須賀市長を始め各協力団体、海上保安庁、日本船主協会、米海軍、湘南水交会からは功刀会長、清ア副会長、松岡幹事長を始め数名の役員・会員や、多くの家族らに見送られながら出国した。 
                                                               (星担当幹事 記)




 



                                        (星担当幹事 撮影)