紹介屋
 多数の金融業者から借金をして大手業者から借りられなくなった人を相手に、融資をしてくれる業者を紹介して、融資額の何割かの手数料を取る業者。実際にはただ単に貸金業者に詳しくて、融資基準の甘い業者を知っているだけである。

 結局高い手数料を取られたあげくに、借りた借金はそのまま残り、更に苦しくなるだけで何の解決にもならない。

◎レモンの紹介屋体験記
 雑誌の広告で「他社遅れがちな方・他社で断られた方でも大丈夫!」といううたい文句に魅かれ、電話しました。「審査しますのでお待ち下さい」と言われ、待つこと数分・・・やっと返事が聞けると思ったら、「うちでは融資できません。そのかわり、これから教える番号に電話して私の言う通りに、申し込んで下さい。」と、言われました。続けて、「もし、融資が受けられたら融資額の2割を今から言う口座に振り込みして下さい。」

 半信半疑で電話を掛けてみると、なんと融資して貰えるではありませんか!その後、口座にお金を振り込んだのでした。その時は紹介屋と気付かず、紹介された先の返済でATMの横にある張り紙(紹介屋に注意)を見て、なんて馬鹿な事をしたんだろう!とショックを受けました。
整理屋・提携弁護士
 主な手口として低利一本化等の謳い文句でお客を集め、そこに電話をすると「審査するのでしばらくお待ち下さい」と言われ、次に「うちでは融資できません。借金を整理した方がいいのでは?」と一見親切そうに振舞い、借金の整理を持ち掛ける。
 結局法外な手数料をとられ、整理もいい加減な事が多い。

 整理屋が借金整理を持ち掛ける際に、弁護士を紹介する事がある。これが俗に言う提携弁護士であり、もちろん整理屋とぐるである。弁護士という肩書きに騙されないでほしい。

 最近は手口も巧妙化しており、一見、公の団体善意の団体のような名称を使ったりする所も多い。100%悪とは限らないが善悪の見分けがつきにくい以上、最初から辞めた方が無難である。

◎レモンの整理屋体験記
 雑誌の広告で「低利一本化」に魅かれ電話しました。電話には男性が出て、私が「広告を見て電話したのですが、債務を一本化したいのですが・・・」と言うと、その男性が「うちは辞めた方がいいですよ、金利が高いから」と、審査をする前に言われました。その男性はとてもやさしい言い方でした。私は「そうですか、わかりました」と電話を切りました。
 今、思うとこの男性が「辞めた方がいい」と言わなければ、さらに泥沼にはまっていた事でしょう。感謝、感謝
買取屋
 債務者にクレジットカードで買い物をさせて、債務者が買った商品を安くで買取るのが買取屋です。その後、買い取った商品を転売して利益を得ています。

 もうお分かりですね、一時的に現金は増えるかも知れませんが、そのうち買った商品の請求書が届きます。それより安く買取屋に売るわけですからかえって債務額を増やす結果になります。

 それだけではありません、この場合、債務者は買取屋と共に詐欺罪の共犯となる場合があります。もし、自己破産を申し立てしても免責不許可事由にあたり免責が降りないなんて事も・・・。やめましょうね!