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2002 JFL 第7節

7/13 (土)栃木県グリーンスタジアム 17:00 Kick off!!

VS 栃木SC

1┏ 0 - 0 ┓2
┗ 1 - 2 ┛ 

得点者
後半10分【鳥】廣崎
後半17分【鳥】岸田
後半35分【栃】黒須

SC鳥取 メンバー

GK1尾崎
DF19廣崎21小原6雨野
MF29濱田35畑野8岸田34中島7山崎
FW10塚野18松山

交代
11山根←18松山75分
9小林←29濱田80分
14永林←小原89分

           今期2勝目!!

 JFL第7節は、アゥエーで栃木SCとの対戦。昨年の対戦成績は、0勝1分1敗と勝てはしなかったが、前期(1-2)、後期(0-0)と全く歯が立たなかった訳ではない。SC鳥取としては、今後のためにも絶対に落とせないゲームだ。
 このゲームから、右足靱帯損傷の大怪我で戦列を離れていたDFリーダーの小原選手が復帰という待ちにまったニュースも入ってきた。
 この試合、塚野をFWに上げ、小原をセンターバックに置いた3バックに変え、3-5-2の攻撃的な布陣で望んだ。

 前半、互角の立ち上がりだったが、20分過ぎから徐々に栃木SCペースへ。しかし、栃木SCのシュートはGK尾崎のファインセーブによりゴールを割ることが出来ない。SC鳥取も前半シュート2本と攻撃陣は今一つで0-0でハーフタイムへ。
 
  後半、FW2人を変えてきた栃木SCがペースを掴む。3分には右サイドからのグラウンダーのボールに合わせられるが、シュートはGK尾崎の正面。その後も栃木SCの時間帯になるかと思われた10分、相手DFの連係ミスからCKを得る。そのCKを中島が蹴り、廣崎がヘッドで決めるという黄金パターン?(今期初勝利の静岡産業大学戦でも同じゴールを決める)で先制する。
 このゴールで焦ってしまった栃木SC。ここから試合は、完全にSC鳥取ペースとなり、岸田、山崎がどんどん栃木SCサイドを切り崩していく。何度も決定的チャンスを作るSC鳥取。そして17分、松山とのコンビでサイドを崩した岸田がフリーで決めて2点目!!(ゴールを決めた岸田は「プレーというよりも、みんな気持ちで勝っていた。2点目は松山陽介と目が合って決めたゴール。本当に気持ちが良かった。これで満足はできない。初の連勝を目指して次節も頑張りたい。」とコメント)その後、ロスタイムに栃木SCの捨て身の攻撃から1点返されるも2-1で逃げきり今期2勝目をあげ順位も16位と1つ上げた。

  〜試合後のコメント
 ボランチ畑野克尚は「小原のコーチングで、狙ってボールが取れる。最後は必ず守ってくれる安心感がある」と振り返り、小原は「7年間、3バックでやってきた。他の選手を動かしやすい。役割がはっきりしてきた」と笑顔を見せた。
 山本監督は、「前半を0-0で凌ぎ、集中力が切れなかったのが勝ちに繋がった。チームは、前節の敗戦で危機感を持ち、ミーティングで戦い方を徹底した。今回の勝利をただの2勝目に終わらせることなく、相手に勝点を与えずチャンスがあれば勝ちに行くチームへと変わる為のきっかけとなる勝利にしたい。」と語った。