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2003 JFL 第11節
5/31 (日) 鳥取バードスタジアム 17:00 kick off!
VS 佐川急便大阪SC


得点者
30分:()江後
46分:()堀 
59分:()岡村
67分:()山根

 

 SC鳥取出場メンバー

  GK 1元田
  DF 7山崎邦 6小原 2山崎透 8雨野
  MF 17実伸 4佐野 27堀 15畑野
  FW 10山根 18江後

  サブ
  GK 20清水 DF 16濱田 FW 11松山 13二瀬 25河
 
 交代
  58分 FW 18江後 ← 11松山
   

 
 『悪天候問題無し

 台風の影響もあり悪天候の中、試合会場の鳥取市営バードスタジアムには251名の観衆がつめかけた。ちなみに251人は、SC鳥取ホーム史上最低ではあるが最悪な天候の中でこれだけ集まってくれたことに感謝したいと思う。ガイナーレは、今期鳥取県初勝利と5月負け無し、それと悪天候の中バードに集まってくれたサポーターの前での勝利をかけて佐川急便大阪SCに挑んだ。対戦相手の佐川急便大阪SCは、10節終了現在4勝1分5敗 勝点13 得点11 失点10の7位に付けている。対戦成績は、1分(0-0)である。

 前半立ち上がりは、佐川急便大阪SCに中盤を支配される。ガイナーレは、ボールを持っても中盤で佐川急便大阪SCにボールを奪われて速効をくらってしまう。佐川急便大阪SCは、今期J1の清水エスパルスからやってきた#19横山を1トップに据えた3-6-1で、とにかく前線でボールを持つと必ず横山選手のポジションを確認して彼にボールを集めてくる。そのため横山をキッチリマークしていれば、さほど恐いとは思えなかった。ガイナーレは、いつもと違い#18江後を右サイド、#10山根を左サイドに置いた布陣で虎視眈々とチャンスを狙っていた。そして迎えた30分、左サイドから"27堀がゴール前へクロスを上げる。そのボールに飛び込んだのは江後。体ごと押し込むようなヘディングシュートで先制!!(江後はポストに激突したらしい)その後も雨が降りしきる中GK#1元田を中心としたDFで前半は、1-0とガイナーレリードで終了。

 後半開始早々の46分、中央から江後のキックフェイントからのパス(完全にDFを振り切った)で堀がGKと1対1になりバランスを崩しながらも落ち着いてGoal!! 2-0となる。押せ押せの雰囲気になるが直後の51分に#17実信がこの日2枚目のイエローで退場になってしまう。すると一気に佐川急便大阪SCペースになり67分に中央から見事なミドルを決められ2-1と1点差になってしまう。試合が進むにつれ雨足が一段と強くなりだしガイナーレサイドに水が浮く所が出来はじめる。この事がガイナーレに大きく味方をする事になる。浮いた水でボールが止まりグラウンダーのパスで攻撃を組み立てていた佐川急便大阪SCの攻撃を完全に封じてしまった。佐川急便大阪SCの攻撃を凌ぎ切ったガイナーレは、67分左サイドの畑野から送られたボールを中央で見事なパスを細かく繋ぎ佐川急便大阪SCDFを翻弄!!最後は、山根が佐野と重なりながらGKの脇を抜けるゴールで3-1と勝ち越しに成功する。その後も佐川急便大阪SCに決定機を与えず3-1でゲームセット。順位を7位に上げた。

 〜 戯 言 〜
 

 ずぶ濡れになりながら90分間応援し続けた甲斐があったってもんだ。ホント強くなったと思う。確かに勢いもあるだろうが、それだけじゃない強さが感じられるようになった。開幕当初あれだけ決定力不足だったのが嘘のように思えるだけじゃなく、江後が左サイドを突破すると何かが起こりそうな匂いがプンプンする。ただ、退場者が多いのが気に入らないが代わりに出てくる選手がしっかりと役目を果してくれるのがいい。選手層が厚くなった証拠だ。今のガイナーレのサッカーは、正に『セクシーフットボール』という言葉が似合っているんじゃないか?そんな気がする今日この頃である。