『 後 期 開 幕 』
3週間のブレイクを挟んでいよいよJFL後期が開幕した。後期開幕戦の相手は、前期6位(7勝3分5敗
得点21 失点19)のソニー仙台FC。前期の対戦では、0-0のスコアレスドローに終わっている。この日、試合会場の東山陸上競技場は気温28°湿度78%と厳しいコンディションのなかキックオフのホイッスルが響く。
前半は、互角の展開となり0-0のまま折り返すが、#8雨野のパスを実信がワントラップで振り向きざまにボレーシュートを放ったり、左CKを相手GKが弾いたこぼれ球を混戦から雨野がシュートを放つなど得点にはならなかったが決定的なチャンスも作った。
後半開始早々、ドリブル突破から#18江後がシュートを放つがバー直撃で先制機を逃すとその直後ボランチの雨野に代えてFWの#9小林を投入する。小林は、自慢の足をいかして盛んに相手DFの裏を取る動きに徹する。最初のチャンスは、右サイドを突破した小林がゴール前で#10山根にパス。山根が果敢にシュートを狙うが交錯するようにGKに阻まれた。ガイナーレ優勢のままゲームが進む中、待望の先制点が生まれたのは、74分中央#27堀から出た縦パスに反応した小林が抜け出しペナルティーエリア内でGKに倒されPKをゲッツ!!そのPKを山根がゴール中央にシュート。GKの足に当たるもゴールインし先制する。(山根は、目をつぶってシュートを撃ったらしい)その後も山崎のヘディングシュート、岩田のロングドリブルからのシュートなどでチャンスを掴むなど試合を優位に進め「後期開幕を白星で飾るのか?」と思いはじめた86分ソニー仙台FCに中央を崩され失点。結局1-1のドローに終わり掴みかけた勝利を課題の時間帯(この時間帯に失点が多い)に手放す事になった。
〜 戯 言 〜
なんとも悔しい試合だった。試合前ソニー仙台FCの公式HPに「鳥取は前後半開始15分までと後半30分以降に失点を重ねる傾向がある。」と書かれていたのを思い出した。まさにそこを突かれた事になる。これは、今に始まった事では無く今までも再三指摘されて来た事だ。これからの最大の課題なんだろうと思うね。体力的に疲れてくるのもあるけれど、メンタル的な事もあると思うのでなかなか難しいのかな?ココを修正できればTOP5に入るのも夢じゃ無いと思うね。