Go Back →
2003 JFL 後期 第6節

9/21(日)米子市営東山陸上競技場
13:00 Kick off!!

VS デンソー



得点者
25分:()山根
70分:()松山

73分:()浦島

SC鳥取出場メンバー

GK
1元田
DF
26荻野 16濱田 6小原 7山崎邦
MF
15畑野 4佐野 27堀 11松山
FW
10山根 9小林

サブ
GK 20清水 21菊池 MF 14中島 FW 8雨野 18江後
 
交代
46分 MF 15畑野 → 18江後
78分 FW 9小林 → 8雨野

         
      『 強 風 』

 国体&天皇杯予選、そして静岡国体を挟んで1ヶ月以上中断していたJFLがいよいよ再開した。中断期間中には、新しいシステムとして3-4-3を試すなどJFL再開に向けての準備も怠らなかった。
 今節の相手は、デンソー(8勝5分7敗の9位)。ガイナーレが順位を上げていくためには、絶対に負ける事の出来ない相手であると言えるだろう。ただ、この試合不安材料としてセンターバックの#2山崎透を累積警告で欠いている事、3-4-3の新システムの完成度に一抹の不安がある事、さらには怪我人が少なからずいる事などがあげられ厳しい試合になる事は間違い無いと思われる。

 前半ガイナーレシステムは、予想に反し4-4-2。強風が吹き荒れるなか風下のガイナーレだがキックが押し戻されても慌てる事無くパスを繋ぎ組み立ていく。逆にデンソーは、強風への対処に苦労し後手へ回る事が多い。10分過ぎには、#9小林のシュートでデンソーゴールを脅かすと25分には、右からのショートコーナー#27堀が止め角度の無い所から#10山根がミドルを叩き込み先制する。守備でも中盤でプレッシャーをかけデンソーに自由にプレーする余裕を与えない。トップの2人も常にDFの裏を突く動きを見せると、ゴールにはならなかったが抜け出した小林がペナルティーエリア付近で倒されFKを得るなど試合を優位にすすめ1点リードのまま折り返す。

 後半、#15畑野を下げ#18江後を投入する。以前は、#11松山、江後のスピードのある選手を同じ左サイドで使いお互いの良い所を消しあっている感もあったが、今日は松山を右サイドにまわす事により両サイドからスピードのある攻撃が展開された。一瞬のスピードで相手DFを抜き去る江後の突破は、圧巻であり決定的なチャンスを作る大きな武器となる。松山は、長いボールに追いつける足の速さを持っている。追加点となる2点目は、この江後&松山という2人のスピードスターからうまれる事になる。中盤で山根からパスを受けた江後が左サイドを突破。逆の右サイドを駆け上がった松山が手を上げパスを要求すると江後が中央へ切り込みながらピンポイントで松山の足下へクロスを供給(目が合ったらしい)。松山は1トラップ(見事なコントロール)し、落ち着いてデンソーゴールに流し込み2-0とする。しかし、その3分後セットプレーからデンソーの浦島に決められ1点差に追い上げられる。この後、お互いチャンスを掴み一進一退の攻防が続くがガイナーレは、ショートコーナーから#26荻野が惜しいミドルを放つなど攻めの姿勢を貫く事によりデンソーを押さえ込み2-1で貴重な勝点3を手にした。


 〜 
戯 言 〜

 正直ホッとしたね。相手のミスもあったが、デンソーのエースの高山に全く仕事をさせなかったDF陣は見事だったんじゃないかな。後は、やっぱりと言うか失点してしまうんだよな。今期完封した試合は、たったの2試合で両方ともジヤトコが相手。この点を修正して(特にセットプレー時の守備)欲しい。3-4-3の新システムについては、まだなんとも言えないというのが正直な気持ち。何はともあれ勝点3ゲット!!次節の佐川急便大阪SC戦も集中を切らさずに『勝ちたいんだ!!』って気持ちを持ち続けて連勝して欲しい。 

 そそ、#14ヨシオの久々のベンチ入り嬉しかったね。