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2003 JFL 後期 第12節

11/2(日)松江市営陸上競技場
13:00 Kick off!!

VS 佐川急便東京SC



得点者
29分:()伊藤
77分:()馬目
87分:()馬目
89分:()山根

 SC鳥取出場メンバー

  GK 1元田
  DF 26荻野 6小原 4佐野 7山崎邦
  MF 9小林 16濱田 27堀 11松山
  FW 10山根 25河

  サブ
  GK 20清水 MF 14中島 17実信 18江後 FW 8雨野
 
 交代
46分9小林 → 17実信
54分 11松山 → 18江後
74分 25河 → 8雨野

  


     『 決 定 力 』

 前節Honda FCに完敗したガイナーレ。今節も強豪佐川急便東京SCが相手だ、今後も国士舘大学(現11位)、愛媛FC(現5位)、大塚製薬(現1位)と今迄に勝ち星をあげた事のない相手との対戦が続く。上位が相手だから負けるのはしょうがない。なんて思っていたらズルズルと連敗してしまうだろう。常に上を目指して行く事がチーム力の底上げに繋がって行くはずだ。その為にも、今節を含め残りの試合を全力で勝ちに行く事が大切だと思う。このまま連敗してしまうのか、ジャイアントキリングとなるのか注目の試合のホイッスルが吹かれる。

 前半、ガイナーレは中盤で佐川急便東京SCのパスをカットし、再三相手ゴールを脅かし続ける。守備でも佐川急便東京SCの鋭いカウンターをGK#1元田を中心とし#4佐野、26#荻野の好守により防ぐなど主導権を握ったのはガイナーレだった。しかし、29分課題のセットプレー(CK)から失点し先制されてしまう。しかし、前節のようにズルズル崩れる事はなく終盤の佐川急便東京SCの猛攻もGK#1元田のスーパーセーブなどで防ぎきり0-1で前半終了。先制されるものの、流れは悪くなく後半に期待が持てる内容だった。

 後半も#8雨野、#11松山、#18江後がシュートを放つ等、何とか同点に追い付こうという気持ちがプレーに表れる。決定的だったのは、左サイドを#7山崎邦とのワンツーで抜け出した#18江後がゴール前へグラウンダーのパスを送ると#8雨野がドンピシャで合わせるもGKのファインセーブに阻まれシーンだ。しかし反撃の勢いを断つかのように77分、中盤からの佐川急便東京SCのFKをペナルティーエリア付近でヘッドで合わされ追加点を奪われると87分、スローインからガイナーレの左サイドを崩されだめ押しの3点目を奪われてしまう。松江で何とか得点したい(今まで松江で1点も取った事がない)ガイナーレは、ロスタイムにワンツーで抜け出した#10山根が倒されPKを獲得。それを#10山根が自ら決め1点を取る事が出来たものの直後に試合終了。結局1-3で敗れ2連敗となった。

  〜 戯 言 〜

 松江のピッチは、改善されてなかったね。あれでは、#18江後や#17実信そして、#9小林、#11松山等は力を発揮出来ないと思う。特に#18江後は、いつもならもっとサイドライン際を駆け上がり中央に切れ込むといったプレーが多いのだが、芝のハゲたライン際より少々中央側にポジションをとっていた。#17実信も絶好のチャンスに芝のハゲたポイントで滑りシュートがヒットしなかったというシーンがあったし。

          ↓↓このピッチではね〜↓↓


 敗因はというと、完璧に決定力の差が出た。シュート数は、ガイナーレ:17 佐川急便東京SC:14と相手を上回っている。決定的チャンスもかなり多かった。特にガイナーレは、サイドからクロスが上がった場合に選手がどうしても中央に寄っちゃう傾向があるんだよ。なもんでファーに流れてしまうと詰めているいる選手がいないからチャンスが広がらない。それと、ボールを奪ってからの押上が遅すぎる。カウンターになるはずが中盤で時間をかけ過ぎて鋭さが全く無い。あれでは点は取れませんわな。あっ、そういえば最近サイドチェンジのパスを使ってないよね?全く。前期の好調時には、大きなサイドチェンジを繰り返していたような気が、、、。

  佐川急便東京SCとは今迄に5試合戦って19失点している。その中でも馬目選手にはここ3試合で5点も取られている。来期戦う時には、馬目をいかに封じるかが大きなテーマになるのではないだろうか。