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2003 JFL 後期 第14節

11/15(土)米子市営東山陸上競技場
14:00 Kick off!!

VS 愛媛FC



得点者
06分:()山根
36分:()友近

 SC鳥取出場メンバー

  GK 1元田
  DF 26荻野 6小原 2山崎透 7山崎邦
  MF 9小林 16濱田 4佐野 11松山
  FW 10山根 27堀

  サブ
  GK 20清水 MF 17実信 18江後 FW 8雨野 25河
 
 交代
46分 26荻野 → 18江後
84分 11松山 → 17実信
87分9小林 → 25河

  


     『 エース対決 』

 今期、東山陸上競技場でのゲームは6試合。その内5試合を消化して、3勝2分(○2-1:FC京都、△1-1:ソニー仙台、○2-1:デンソー、△1-1:YKK、○5-3:佐川印刷)と負け無しである。そして迎えたホーム最終戦は、その東山陸上競技場で現在3位と好調の愛媛FCをむかえての一戦となった。前期での対戦は、#10山根のゴールで先制するも後半逆転を許し悔しい敗戦となったが、今節は無敗神話の続くホーム東山でのゲーム。前節の借りを返すとともに東山での無敗神話を来期に引き継ぎたい所だ。ガイナーレ#10山根、愛媛FC#11友近の両エースの対決も楽しみの一つだ。

 前半開始早々の6分、中盤から#16濱田がDFラインとGKの前に空いたスペースへロングボールを送るとガイナーレエースの#10山根が反応し抜け出す。ゴール前でDFを振りきると倒れ込みながらもGKの逆を突くシュートをゴール左隅へ流し込み戦制する。その後もガイナーレ、前線、そして中盤と激しいプレスをかけ続ける事で相手のミスを誘いチャンスを演出して行く。しかし、36分愛媛FCに左サイドを突破されると、愛媛FCエースの友近に決められ同点にされてしまう。

 後半になると一進一退の攻防が続く。愛媛FCは、素早いパス回しや大きく鋭いサイドチェンジでチャンスを作るのに対しガイナーレは、#18江後のドリブル#9小林、#10山根の飛び出し、ロングボールに#11松山を走らせるなどして愛媛FCゴールを脅かす。しかし、#27堀のミドルシュートはDFに弾き出され(非常に素晴らしいシュートだった)、カウンターからの#9小林のシュートは、わずかに枠を外す等チャンスを逃すと、愛媛FCも友近がGK#1元田と1対1になるものの#1元田のスーパーセーブに阻まれるなどして、お互いに勝ち越し点を奪う事が出来ず1-1のドローに終わった。

  
 
  〜 戯 言 〜

 このドローにより東山での無敗神話は、無事来期に引き継がれる事となった。
 観ていて面白いゲームではあったが、前半何本かあったCKは何??狙って蹴ったのかミスキックなのかチャンスにもならなかった
。反省してもらいたい愛媛FCで目を引いたのは、球際の強さというか「絶対にボールを取られない」という気持ちや「体勢を崩してでもパスを出すんだ」という気迫は、完全にガイナーレの上をいっていたんではないか?愛媛FCのその姿勢を見るとガイナーレのプレーが非常に淡白なものに見えてならなかった。
 次節は、今期最終戦で相手は優勝を決めた「大塚製薬」。厳しい試合になると思うが、相手より強い気持ちで試合に望む事がチャンピオンから勝点を奪う為の第一歩だと思う。