『 最終戦 』
長かった今シーズンも、いよいよ今日で最終戦となった。相手は、前節初優勝を決めた大塚製薬と相手にとって不足はない。それどころか、今シーズンガイナーレがどれだけ大きくなれたのかを確かめるには絶好の相手だと思う。
前半、相手のプレッシャーがきつくパスが繋がらないガイナーレに対し、細かくパスを繋ぎガイナーレDFを翻弄する大塚製薬。そしてむかえた10分、大塚製薬が左サイドから右サイドへ大きくサイドチェンジのパスを通す。パスを受けた大場は、ゴール前へクロスを上げるとファーサイドにいた大島がヘディングシュート。ライン際で必死にDF(#2山崎透??)がクリアーしたかに見えたが、判定はゴールインで先制点は大塚製薬。28分にも右サイドから中央、中央から左サイドへ流されると、そのボールを大場がノートラップでシュート。ボールは大きく右へカーブしながらゴール左すみに突き刺さり追加点を奪われてしまう。その後も大塚製薬のプレスがきつく、ただ前線にロングボールを放り込む事しか出来ずに突破口が見出せないまま前半終了。
後半に入っても前半と同じような展開が続くが、66分 再三DFの裏を取る動きを見せていた#9小林が#26荻野のパスに反応し抜け出すと、そのままドリブルで切り込み落ち着いてゴールを決める。この時間帯から大塚製薬のパスの精度が落ちはじめると、徐々に流れがガイナーレに。しかし、両サイドからチャンスを作るも最後の詰めが甘く同点に追い付く事が出来ない。ボールをキープするもののダイレクトプレーやトラップの精度が悪く、なかなか大塚製薬の最終ラインを突破出来ない。そんな中、大塚製薬は流れを変えるべくMr.徳島#10関口を投入。この交代が見事に適中する。大塚製薬は、関口にボールを集めるようになり再三ガイナーレゴールを脅かすと、終了間際の89分左からのCKを関口と重なるように大島が押し込み3-1。このまま試合終了で03シーズンJFLでの戦いは終了した。
〜 戯 言 〜
とりあえず、選手&チーム関係者のみなさん「お疲れ様でした」。
んで、今日の試合どうのこうのって言うか今シーズンガイナーレがどれだけ大きくなれたのか?
開幕戦でソニー仙台FCに0-0で引き分けてから、強剛相手に1点も取れずに3連敗。まぁ、ここまでは気持ち的にも「仕方がない」なって感じだった。んで、次の佐川印刷SC戦で当然今期初勝利を見る事が出来るだろうと夜勤開けの弾丸ツアーで「太陽が丘」へ、、、、、。そこで待っていたのは、引き分けたものの屈辱的はゲームだった。さらにアローズ北陸に0-1の敗戦、、、。この時期ホント凹んだ。マジで凹んだ。自分の考えた「ガイナーレ」って愛称が悪かったんじゃないか?なんて悩んだりもした。しかし、アウェーでジヤトコに1-0で初勝利を挙げるとチームは、勢いに乗り、引き分け2つを挟んで破竹の5連勝。さらには、テストマッチではあるが、ガンバ大阪に3-2で勝利!!というオマケまで付いた。後期に入っても下位チームに取りこぼす悪い癖が残ったものの、上位チームにもそれなりのゲームが出来るようになった。決定力がもう少し付けば、、、。とは思うが、#10山根は得点ランキング4位になり、チームも11試合連続ゴール(継続中)を記録する等、得点力は以前より明らかにUPした。しかし、失点はそれを上回る12試合連続失点(これまた継続中)で、完封試合は、ソニー△(0-0)、ジヤトコ(○1-0)、ジヤトコ(○2-0)と3試合だけ。得に、失点すると一気に崩れたり終了間際に痛恨の失点をするなど課題も残った。
結局ガイナーレの最終順位は10位。当初の目標は下回ったものの、Top 10に入る事ができた。来期は、今年以上の順位は当たり前として上位争いに顔を出せるようなチームになって欲しい。その為にも選手の退団は最小限に食い止めたい。毎年前年とは全く違うチームとしてスタート。それでは、上位を狙う事が出来ない。いくら良い選手が入ってきても、チームとしてまとまるのは「後期になってから」では意味がないと思う。とにかく開幕から息の合った連係で相手を翻弄するガイナーレが観てみたいから。