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2004 JFL 後期 第2節

7/10(土)鳥取市営バードスタジアム
18:00 Kick off!!

VS Honda FC

得点者
13分:()増田
15分:()山根
88分:()二瀬

 SC鳥取出場メンバー

  GK 31墨屋
  DF 2安東 3山崎透 7山崎邦
  MF 22大多和 4佐野 24小林健 17実信 14堀
  FW 10山根 9小林崇
  サブ
  GK 20清水
DF 28石富 MF 6濱田 16荻野 FW 13二瀬
 
 交代
80分 9小林崇 → 13二瀬
87分 22大多和 → 16荻野

守って守って引き寄せた大金星

 前期から続くホーム4連戦。初戦はソニー仙台FCに●0-4、2戦目は栃木SCに●0-2と現在2連敗中。そして3戦目は鳥取市営バードスタジアムに現在10勝5分1敗で2位のHonda FCを迎えて行われる。対戦成績はSC鳥取の0勝0分6敗と今まで一度も勝っていない。しかしHonda FCは、エースの古橋がJ1のセレッソ大阪に移籍して出来た穴を今一つ埋めきれていない様に見えるので、ガイナーレはそこを上手く突きしっかり守ってカウンターから勝機を見い出したい。
 
 3-5-2のシステムで臨んだ前半、ガイナーレは自陣深く守り、厚くした中盤で激しくプレスをかけボールを奪うと、DFラインの裏に徹底してロングボールを放り込む作戦。しかし、13分Honda FCに右サイドから突破を許し中央混戦から増田に押し込まれ(ミスキックっぽかったが、、、)先制を許す。スタジアムに『またかよ』的な空気が満ちはじめるが、失点から2分後の15分、ガイナーレ右からのCKを#24小林健がニアサイドに低い弾道のキック。DFと競合いながら#2安東がヒールで合わせると(もしかするとヒットしてない?かも)DF陣の間をすり抜けファーサイド詰めていた#10山根の前へ!! それを#10山根が落ち着いて押し込み1-1の同点とし前述した嫌な空気を見事に吹き飛ばしてしまう。その後もHonda FCペースに変わりがないものの、ガイナーレは最終局面でHonda FCに仕事をさせず追加点を許さず1-1で前半終了。
 
 後半に入ると圧倒的にHonda FCに攻め込まれる。Honda FCは、CK&FKなどでゴールを狙うが集中を切らさず体を張って守るガイナーレの守備を崩す事が出来ない。痺れを切らしたHonda FCは、吉村、鈴木弘など攻撃的な選手を次々投入するが、状況は変わる事はなかった。ガイナーレはというと、#10山根が前線でポストとなり#9小林崇が果敢にDFの裏を狙い続けるなど少ないチャンスではあるが徐々にカウンターに切れが増し始める。そしてむかえた88分、途中出場の#13二瀬が#17実信からパスを受けると右サイドをドリブル突破。マークに付くHonda FCの安部を切り返し振り切ると、中央に切り込みながらゴール左隅へ流し込み2-1と逆転に成功する。その後、一進一退の攻防となるが得点に動きはなく2-1でガイナーレが劇的な逆転勝利をあげ連敗を4で止めた。

 
    〜 戯 言 〜  
 
 やっとこせ今期ホーム初勝利。いや〜長かった。終了のホイッスルが鳴るまでが。
 後半なんて殆ど攻め込まれてたからね。よく守った。ホント気持ちが全然切れなかったからね。
 二瀬の決勝ゴールは、鳥肌ものだった。しかし、先制された直後に追い付いた伸のゴールが非常に大きかったと思う。あそこで追い付いていなかったら、DF陣も最後まで気持ちが、集中力が持続できたとは思えないし。
 
 次の対戦相手は、首位の大塚製薬。今日鳥取市営バードスタジアムに大塚製薬のスカウティングらしき人を見かけた。いろいろ研究されるとは思うが、今日の勝利を今後につなげる為にも次節の戦いが非常に大切になる。ペリクレスも出場の可能性があるしね。今日のようにしっかり守ってカウンター。そう、ユーロで見せたギリシャのようなサッカーが良いお手本になると思う。

 最後に2年半振りの公式戦のピッチにたったGKの墨屋は、ブランクを感じさせない活躍で
でした