勢いに乗れないまま下位に沈んだ昨シーズンから大幅に選手を入れ替え、新たに吉川新監督を迎えての新シーズンが開幕した。決戦の場は「味の素スタジアム」相手は、昨年7位の佐川急便東京SC。ガイナーレはGKに#37三好、DFに#19田村、MFに#33中垣、FWに#11西村と、各ポジションに新入団選手を配し新生ガイナーレとして開幕戦に挑む。
前半から、高さのあるFWにロングボールを供給し活路を見い出そうとする佐川急便東京SC。試合前の指示は「積極的に攻める事」だったはずのガイナーレは、対応に追われるあまりDFラインがズルズル下がってしまい防戦一方。すると25分ゴール正面で#26佐藤が相手のパスを阻止しようとて相手選手に強引に体を預けると、ファールの判定。「ゴール前で絶対にFKを与えない。」という試合前の約束事を敗ってしまう。この危険な位置からのFKを佐川急便東京SCの池田に見事に叩き込まれてしまう。速い時間帯に追い付きたいガイナーレだったが、#10山根がDFラインの裏を突いてGKと1対1になるなどチャンスを作るも佐川急便東京SC守備陣に跳ね返され得点出来ない。
ハーフタイムに吉川監督から「もう一度前に出て点を取りに行こう!」と指示があるが、後半に入っても流れを帰る事が出来ず0-0のまま開幕戦を終えた。
試合後のコメント(BSSニュースより)
「前半立ち上がりに、自分らから主導権を握っていこうっていう話をしたんだけど、相手に取られる事が多かった。」"2安東キャプテン
「勝ちに行きたいという気持ちが焦りすぎたのかどうか分からないですけど、やっぱりシュートまで行ききれてないんで、もうちょっとシュートを打っていく意識を高めたいと思います。」#11西村
「予想以上に暖かく、粘り気のある芝に足を取られて予想より速く足が止まってしまった。新入団の選手も、今日始めてJFLの舞台に立った選手もいるので、その中で色々学んでもらって残り29試合戦って欲しいと思う。」吉川監督