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2005 JFL 前期 第15節 6/26(米子市営東山陸上競技場 14:00 kick off
口口得点経過口口
口口得点経過口口

30分:山根 伸

なし
スタメン
 サ ブ 
 交 代 
18江後 10山根
11西村
19田村 33中垣 4木下 7山崎
3山村 2安東 32下屋敷
37三好
1 浜村 大樹
6 濱田 正人
24 小林 健史
17 実信 憲明
9 小林 崇法
69分:小林崇(西村)
81分:実信(山根)
88分:小林健(江後)
警 告
■:安東 利典(3) 木下 桂(3) 中垣 雅博(3)
今節獲得強化費:¥110.000

 
 なんだかんだで、早くも前期の最終節をむかえた。ガイナーレは、前期14節を終えた時点で『3勝3分8敗 勝点12』の12位と思ったような結果が出ていない。そして、今節の試合会場『聖地』といわれる米子市営東山陸上競技場では、未だ勝ち星どころか勝点さえもあげる事が出来ていない。とにかく欲しい勝点そして勝利。前期最終節、ガイナーレの前に立ちはだかるのはタレント軍団FCホリコシ。Jリーグ経験者を多く揃える難敵ではあるが、決して勝てない相手ではない。ガイナーレは、ポイントゲッター#22増本が負傷欠場。代わりにFCホリコシ戦にめっぽう強い#10山根が久々にスタメンに名を列ねた。

 前半、FCホリコシはアマラオにボールを集めガイナーレゴールに襲い掛かる。この猛攻をGK、DFがゴールライン際で体を張り耐え切ると、30分#18江後が相手のバックパスをDFから奪い取り左サイドを突破し、低く速いクロスをゴール前へ。そこに走り込んだのは#10山根。中盤から長い距離を走り、最後はDF&GKともつれながらスライディングシュート。ボールは左サイドネットに突き刺さりガイナーレが待望の先制点をあげ、1-0とガイナーレリードで前半終了。

 後半に入ってもFCホリコシに主導権を握られるが、各局面でしっかりとプレスをかけFCホリコシに自由を与えない。得に#33中垣の動きが良く、ピンチの目を早い段階で摘み取っていた。FCホリコシは、アマラオにボールを集めるのだが、ポスト役としてもトラップミスなどプレーの精度が悪くチャンスに繋げられない。アタッカーとしてもスピードもなく恐さもない、今日のゲームでは機能しているとは決して言える出来ではなかった。そのアマラオを最後まで代えないで使ってくれた事がガイナーレに有利に作用したとも言えるのかな? 試合は、焦りが出て雑になったFCホリコシをあざ笑うかのように、交代出場の#9小林崇が持ち前のスピードを活かし、再三ビックチャンスを作る。試合終盤は、ガイナーレが追加点を奪いそうな匂いがするものの結局は1-0のまま試合終了。前期最終戦にして、ようやく東山で勝利する事が出来た。
 
  〜戯 言〜
 
 とにかく、必死に守った。そして勝った。嬉しいねぇ(あのオフサイドに助けられた幻のゴールには肝を冷やしたけど)。
 伸のゴールも確かに素晴らしかったのだが、個人的に一番印象に残ったのは中垣。大きなピンチになる前にしっかりと体を寄せボールをカット。大ピンチでのスーパーセーブではないので目立たないが、自分がこの試合のマンオブザマッチを選ぶなら迷わず中垣を推薦したいくらいだ。もう一人大きく印象に残ったのはコバ。彼は素晴らしいね。スピードと突破力だけなら間違い無くJFLトップクラスだろう。スピードと突破力だけなら............。短所はなかなか伸びないけど、長所はメチャメチャ伸びましたって感じですか?しかし、コバはのスピードはJFLどのチームにも恐怖を与えられる事が出来ると思うね。コバを上手く使えば、もっと楽しいサッカーが出来るんじゃ無いだろうか?

 とにかく、前期終了。4勝3分8敗 勝点15 得点15 失点28 得失-13 で16チーム中12位。この成績をどう思うのか?ハッキリ言わせてもらうならば、「昨季よりはマシ」って程度だ。個人的には、かなりストレスがたまっている。とにかく『??』な采配(選手交代を含む)が多かった。たまたま下位相手に負けなかった時のシステムを「結果が全くでていなくても」使い続ける意味が分からない。選手交代にしても、いつもと同じような時間帯に、いつもと同じ選手に代えて、いつもと同じ選手を入れる。スタメンも全く変わらない。その事が原因になっていると思うが、シーズン途中で辞めていった選手もいるくらいだ。ホントに『策が無い』んじゃないか?としか思えない。
  今期は、今までと違い監督はプロ契約となっているはずだ。ハッキリ言って今の成績では納得出来ない(プロなんだから)。「今すぐ辞めろ!」とは言わないが、このままズルズルと何の変化もなくシーズンを消化するようなら(来期のためにも)、誰かが責任を取らなければならなくなるんじゃないかな。そうならないように、早い段階でしっかり立て直して欲しいと強く願う。