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2005 JFL 後期 第1節 7/3(米子市営東山陸上競技場 14:00 kick off
口口得点経過口口
口口得点経過口口

04分:山根 伸
09分:中垣 雅博
64分:田村 和也




72分
:竹谷 英之
スタメン
 サ ブ 
 交 代 
22増本 10山根
11西村
19田村 14堀 33中垣 7山崎
3山村 2安東 32下屋敷
37三好
21 柴田 浩兵
6 濱田 正人
17 実信 憲明
18 江後 賢一
9 小林 崇法
59分:江 後(増本)
78分:小林崇(山根)
87分:実 信(西村)
警 告
■:なし
今節獲得強化費:¥130.000

 
 前節、復活したエースの得点と、最後まで集中を切らさない守備で勝ち星を手にしたガイナーレ。今後確実に中位争いに加わる為には、ある壁を越えなければならない。その壁とは、「東京」「大阪」「印刷」と並ぶ佐川の壁。今節の相手は、佐川急便東京SC。佐川の壁を乗り越える第一歩として絶好の相手であり、絶対に勝たなければならない相手である。

 前半開始早々から佐川急便東京SCが攻勢に出る。しかし4分、佐川急便東京SCの一瞬の隙を突いてガイナーレが先制点を奪う。#11西村とのワンツーから#14堀が左サイドをドリブル突破。さらに#22増本とのワンツーで抜け出すと、相手DFと競合いながらもゴール前へ絶妙なクロス。中央には#10山根。#10山根のシュートは一度GKにはじかれるものの、こぼれ球を#10山根が再度押し込み1-0。2試合連続となるエースのゴールに盛り上がるスタンド。さらに9分、#22増本からの絶妙なロングフィードを受けた#10山根がゴール前に折り返し、中央で相手DFともつれながらも#33中垣がスライディングシュートを決め、2-0とガイナーレがリードを広げる。佐川急便東京SCは、中盤を支配し試合を優位にすすめるものの最終局面でガイナーレの体を張ったDFを崩す事が出来ず得点を奪えない。前半はこなまま2-0で終了。

 前半を終了し、ガイナーレのリードは2点。今まで何度も書いてきているが、サッカーでは非常に恐い点差である。どちらのチームが次の1点を奪うかで試合の流れは大きく変わってしまうだろう。

 後半、試合を決定付けるこの試合の3点目を奪ったのはガイナーレだった。64分、左サイドから#14堀がゴール前へクロスを送ると、中央で#18江後が相手DFを引き付け、そのこぼれ球を右サイドフリーで受けた#19田村がワントラップし落ち突いてゴール左隅に流し込んだ。見事な攻撃にスタンドは、降り続く雨を気にする事無く多いに盛り上がった。その後、相手のシュートが#19田村に当たりコースが変わるというアンラッキーな形で1点を返される。しかし、守りに入る事無く#9小林崇、#17実信を投入し4点目を奪いに行くなど積極的な姿勢を貫いたガイナーレが、このまま3-1で勝利。佐川の壁を乗り越える為の第一歩を踏み出す事に成功した。
 
  〜戯 言〜
 
 勝った!勝った! ホント嬉しいね。「前期はなんだったのか?」とも思えるくらい変わった様に見える監督の采配。それが良かったのかどうだかか分からないが、中位相手に2連勝!素晴らしいじゃないか。
  ここからは、下位チームとの4連戦。もう一度気を引き締めて戦って欲しい。下位と言っても、流経大はどんなメンバーで来るのか分からない。自工には前期悔しいドロー。デンソーにもなんとか引き分けたって程度だし、ロックにも快勝だったとは言えない。さらにどのチームも「鳥取には勝たないといけない」って強い気持ちで戦いを挑んでくるはずだ。だからこそ、ここでの連勝には大きな価値があると思う。とにかくJFL中断までは、『負けない』ってか、『全勝』して中位争いの真只中に挑んでいこう!