3連勝でむかえた後期第3節。4連勝を賭けて戦うのは、現在最下位の三菱水島FC。伯備線ダービーor中国ダービーと言われるカードである。前期の対戦は、ガイナーレが終始ゲームを支配し、終盤まで1点リードするものの終了間際に失点。痛恨のド−ローとなった。今節は、ガイナーレのホーム「鳥取市営バードスタジアム」が決戦の場となる。引き分けの許されない、絶対に勝ちたい、勝たなければならない戦いがここにある。
前半12分、三菱水島FCに先制を許すなどゲームの序盤はチグハグな印象が目に付き、再三サイドを崩され冷汗をかかされる。しかし36分、左サイドを深くエグッた#18江後からのクロスを#7山崎がヘッド。相手DFが辛うじてクリアーするも、そのクリアーボールをダイレクトで#22増本がボレーで叩き込み、まず同点に。その6分後の42分には、DFのクリアボールが#22増本に当たり、ボールは#10山根の前へ転がる。GKと1対1となった#10山根は、落ち着いてゴール左隅に流し込み逆転に成功する。
後半に入ると、三菱水島FCの足は止まり、圧倒的なガイナーレペースとなる。三菱水島FCは、足がつる選手が出始めるなどフィジカルの差は歴然。ガイナーレは、巧みなパスワークで左右両サイドから再三、三菱水島FCゴールを脅かすと69分、右サイド#33中垣からのパスを受けた#22増本が見事なループシュートを決め3-1と突き放す。止めは、後半ロスタイムに途中出場の#17実信が、左サイドから芸術的なループシュート。ボールは、ゴール右上の隅(ちょうど角の所)に、ゆっくりと吸い込まれた。このまま4-1で試合終了。前期最終戦から続く連勝をチーム最多となる4に伸ばした。
〜戯 言〜
いや〜気持ちいい。いい汗かいたよ。ホント。鳥取県民としては、岡山のチームに勝ってのは、やっぱり気分いい。 前節の流通経済大学戦で先制されながらも終盤で大逆転!
この試合が大きな自信になっているんだろうね。
失点のシーンは、左サイドを崩されて中央へ上げられたクロスをヘッドでズドン。でも、これは明らかに三好のキャッチミスだった....。一瞬反応が遅れたのが痛かった。攻撃に関しては、いつもの左サイド一辺倒ではなく、右サイドから山崎邦がガンガン仕掛けていくし、右サイドからも江後や堀が切りくずしていく。まさに爽快だったねぇ。最後のサネのループも試合中何度も狙ってるのが分かってたから決まった時は、本人も格別に嬉しかったんじゃないかな(狙い通りで)。
この結果で、佐川の壁を崩し順位を10位に上がった。次節は、DENSOが相手。もう一度気持ちを入れ直してDENSO戦に挑んで欲しい。