前節、Honda FC相手に執念のドローと地力は付いてきた感のあるガイナーレだが、如何せん勝ち切れない戦いが続いている。今節の相手も難敵、栃木SCである。一枚岩と表現される全員サッカーでメキメキと力を付けてきている相手に、ガイナーレがどのような戦いをするのか?非常に気になる所である。
前半序盤は、一進一退となり互角の展開。中盤では#17実信が攻守両面でキレのある動きをみせ、前線では前節1ゴール1アシストと活躍した#14堀が持ち前のパスセンスを発揮するなどして徐々にガイナーレがペースを握っていく。そして30分、左サイド#19田村のア−リ−クロスをファ−サイドで#17実信がヘッドで折り返す。中央で#15内山が相手DFを引き付け、最後は左サイドでフリーとなった#14堀がヘッドで押し込み、2試合連続となるゴールでガイナーレが先制する。その後もガイナーレが主導権を握り追加点の期待が膨らむが、ここで突き放せないのが今のガイナーレ。結局1点リードのまま前半を終える。
後半に入ると流れは一転し栃木SCが主導権を握り、徐々に押し込まれていく展開となる。木下監督は、#24キムに代え#11西村、さらに#8中垣に代え#18渡部を投入し流れを取り戻そうとするのだが、結果的にこの交代が中盤のバランスを崩壊させた形となり栃木SCの勢いを加速させてしまった。その後は、いつ同点にされてもおかしくないくらいに圧倒的に攻め込まれてしまう。ギリギリの段階でなんとか凌いできたガイナーレであったが、81分にゴール前の混戦から途中交代の高秀に押し込まれ、ついに同点に追い付かれてしまう。なんとしてもホームで勝ちたいガイナーレは、疲れの見えていた#14堀を下げ#27平田を投入しワンチャンスにかけると、カウンターから絶好のチャンスを掴むもラストパスが#27平田に渡らずモノに出来ない。結局最後まで栃木SCに押し込まれる状態となったが、1-1のまま試合終了。またしてもドローとなり、待望の初勝利は次節以降に持ち越しとなった。
〜戯 言〜
試合前には竹内鳥取市長が挨拶を行い、鳥取市もSC鳥取を応援していく事を約束。本当に支援をお願いしますよ。
試合はねぇ、なんだかなぁと....。前半と後半でコロっと違うチームのようになってしまった。う〜ん。なんか、色々書きたい事はあるけれども。どうなんかね?
後半は完全に力負けだった訳だし。結果はドローで負けてはないんだけども、栃木に力負けするようでは5位ってのは厳しいとしか言えないよね。