前節、執念の逆転劇で今期初勝利をあげたガイナーレ。今節の相手は、今期新加入でガイナーレと同じく前節初勝利のFC琉球だ。ガイナーレが今後順位を上げていく為には、決して落とせないゲームとなる。久々の開催となる東山には、今期最高となる1052人が詰め掛けた。
前半ポゼッションはFC琉球。ガイナーレ陣内でボールをまわされるものの、球際に弱いというかプレーが軽いというのか、当たりに行くとアッサリとボールを奪えたり、パスミスが目立ったりで全く恐さを感じない。そんな中で風上のガイナーレは、カウンターからDFの裏にパスを出すのだが、強い風に流されそのままラインを割ってしまったり、オフサイドに掛かったりとチャンスを活かせない。結局、両チームとも良い所なく無得点のまま前半終了。
後半、#27平田に代え#19田村を投入。#19田村を左サイドに入れて、#11西村を右サイドにポジションチェンジして、早い時間帯での得点を狙う。しかし、風上のFC琉球が上手く風を利用し攻撃を仕掛け、ガイナーレは防戦一方となる。そして59分、風を利用した相手の強烈なミドルシュートを#23三好が弾いた所をFC琉球の黒田に押し込まれ先制されてしまう。なんとか追い付き追いこしたいガイナーレだが、押し込まれると中盤が間延びして攻め込む事すら......。#23三好のゴールキックも風に流されタッチラインを割りまくり。ゲームから得点の匂いが消えかけていた終盤の84分、左サイドでFKを得る。#17実信の蹴ったボールはゴール前へ。混戦の中で#15内山がゴール右隅へ押し込み同点。なんとか逆転を狙ったガイナーレであったが、試合はこのまま1-1のドローに終わり、連勝もホーム初勝利もならなかった。
〜戯 言〜
もうグダグダだったね。前半、風を上手く利用出来なかったガイナーレと、後半、風を味方に付けたFC琉球。そんな感じ。FC琉球が本調子なのかは、初めて試合を見るので分からないけれど、今日のFC琉球に勝てないってのはハッキリ言って情けない。負けなかったっていう評価しか出来ないね。