なかなか勝ち切れない、スッキリとしない戦いが続くガイナーレ。いいかげん勝たないと、目標の5位どころか『残留争い』の方に足を突っ込んでしまいそうな勢いだし...。まぁ、そんなこんなで今節の相手は、前節復帰したエースの活躍で最下位を脱出したホンダロック。ホント絶対に勝たないといけない相手だ。
前半から攻守に圧倒するガイナーレは、7分に右サイド#11西村からのパスを受けた#15内山がペナルティーエリア中央で相手DF2人に囲まれながらも、振り向きざまにゴール右隅へ豪快に叩き込みガイナーレが先制。その直後の8分には右サイド#15内山からのパスを中央でDFと競合いながら#14堀が押し込み追加点。しかし、喜んではいられない。なんたってここまでは今期何度も見てきた展開。問題はここから「さらに突き放す事が出来るかどうか?」だ。今まで何度ここから逆襲を喰らった事か....。しかし、そんな心配はどこかへ吹き飛んでしまうくらいのゴールラッシュが始まる。38分、右サイド#28下松が大きなサイドチェンジで左サイドの#19田村にパス。パスを受けた#19田村は、左サイドを突破しゴール前に折り返すと、ゴール前でフリーになっていた#15内山が押し込み3点目。40分にも#19田村のパスを受けた#17実信が左サイドから絶妙のループシュートをゴール右隅に決めて4-0とし、圧倒的リードで前半を終える。
後半に入っても勢いの止まらないガイナーレは、48分#8中垣が相手ボールをカット。こぼれ球を#14堀が拾いGKと1対1となり、GKの動きをしっかりと見ながらゴール左隅に流し込み5点目。この後、先発の2トップ#14堀、#15内山に代えて#22増本と#9小林を投入。怪我から復活し久々の出場の#9小林だったが、自慢の快足を飛ばしトップスピードに乗った所をファールで止められ、負傷してしまう。タンカでピッチ外に出てもなかなか立ち上がる事が出来ない。トレーナーは、ベンチに×のサインをしていたが、#9小林本人が出来ると言ったのかピッチへ戻った。足を引きずりながらのプレーを続けるも交代から10分後の70分、ベンチは#9小林を下げ#7山崎を投入。#9小林は涙を浮かべながらピッチを後にした。(この交代は正解だったと思う。あのままプレーを続けていても試合に参加出来ないだろうし、絶対に怪我が悪化していたと思う。)この交代により、FWに入っていた#9小林の位置に#11西村が上がり、右サイドには#7山崎が入った。停滞していた流れは、前線からボールに執着心を見せる#22増本と、前半から全く疲れを見せる事なく走り続ける#11西村がホンダロックDFをかき回し、得点の匂いが再びプンプン。そして87分、左サイド#19田村のパス(#22増本に出すつもりだった)が相手に当たりゴール前へこぼれる。DFは#22増本に張り付いていた為、そこに飛び込んだ#11西村がフリーとなりダイレクトでボレーシュートを突き刺し6-0。終了間際にも、ペナルティーエリア内で#11西村が倒されPKをゲット!相手は1発レッド。そのPKを#8中垣が右隅、左隅と2度決め(一度やり直させられる)7-0とし、終始ホンダロックを攻守に圧倒。ホームで嬉しい初勝利をあげた。
〜戯 言〜
コバの怪我の状態が心配。涙の交代見ていて辛かったよ。
試合は、圧勝!!見事だったね。得に3点目の基点となった下松のサイドチェンジ。ほんと素晴らしい判断だったと思う。圧勝の中で、もっと点が取れるチャンスがあった事も確か。ねぇ、ウッチー。とにかく、取れる時には取っておかないとな。そこは今後の課題としてもらいたい。