前期の成績は、「4勝6分7敗 得点17 失点22」で14位と期待を大きく裏切るものとなった。その原因は一つではなく、技術的、戦術的、メンタル面、采配、etc...と、上げればキリがないくらいだ。しかし、中断期間なく後期の開幕戦がおこなわれる。相手は、開幕戦で敗れたアルテ高崎。そのアルテ高崎は、開幕勝利が、前期唯一の白星....orz。で、ダントツ最下位のチームだ。このチームに再び敗れてしまうようだと、大変な事になりそうな緊迫した雰囲気が、試合前のゴール裏には漂っていた。 前半開始早々、中盤から出たアルテ高崎のスルーパスを#11西村がクリアミス。そのボールを拾われ左サイドに再びスルーパス。抜け出した選手が、ダイレクトでシュートを放つがクロスバー直撃。跳ね返ったボールが、詰めていた#16青柳を直撃しゴールイン。OG自体は仕方がない事だと思うが、シュートを撃たれる前に完全に崩されていた事が問題。ここを修正して行かないと厳しいと思う。アルテ高崎の攻撃は、スピードがある外国人選手が鬱陶しい動きをする。攻撃全体としては恐さは感じないのだが、その外国人が何かのはずみで抜け出したりする事が非常に恐く感じた。ガイナーレが追い付いたのは32分。右サイドで#30畑野が倒されて得たFKから。キッカーは#14川田。距離も結構ある、壁は2枚でゴール前には大きなスペースが空いている。#14川田の蹴ったボールは、その中央のスペースへ。左サイドから#18樋口が相手DFを引き連れながら、そのスペースに飛び込んでくる。相手GKを含めた誰もが、#18樋口の動きにつられて右サイドへ。その瞬間#18樋口は背中越しにスルー。ボールはエライ勢いでカーブしながらゴール左隅へ吸い込まれ同点に。 後半に入ると、ガイナーレがボールを持つ時間が長くなるのだが、いつもの様にただ持っているだけで、横パス&バックパス....。大きなサイドチェンジでチャンスを掴んでも逆転ゴールを奪えない。スタジアムにイライラが募る。終了が近付くにつれ、アルテ高崎の外人頼みのカウンターでピンチ連発。GK#1井上の好守と、身体を張ったDFでこのピンチを凌いだ直後。最終ラインから#19田村?が左サイドへロングフィード。そのボールに追い付いた#18樋口がダイレクトで中央へ折り返すと、中央にフリーで飛び込んだ#27釜田が頭で押し込み土壇場での逆転ゴール。このまま2-1で最下位アルテ高崎を退けた。 〜戯 言〜 まぁ、勝ったってだけのゲーム。 初出場のケインは、緊張の為、動きが硬かったね。 でも、あんまし勝った気がしなかったゲームだった。