後期第11節は、16位のFC刈谷をホームの鳥取市営バードスタジアムに迎えてのゲーム。気温がグッと下がる中『LAWSON
SPECIAL MATCH』と銘打たれた、このナイトゲームに2.118人の観客が観戦に訪れた。
キックオフでいきなりシュートを狙うなど、この日のFC刈谷は最初からアクセル全開でガイナーレゴールを狙ってきた。その勢いに押され受け身にまわってしまったガイナーレは、そのプレッシャーの前に攻撃の糸口さえ見出せない状態。4分には、DFのクリアボールを拾った#8中垣がボールを奪われると、そのまま豪快なミドルシュートを叩き込まれてしまいFC刈谷に先制を許してしまう。その上、いらないファールを連発(主審のジャッジもどうかと思うが...)、前半だけで6枚のイエロー....。33分に#15ソが、2枚目のイエローを貰って退場してしまった時はどうなることかと......。しかしまぁこの後、何とかしのぎきり0-1で前半終了。
前半左サイドを狙われていたからか、左SBの#6濱田を下げ#11西村を後半の頭から投入。HTには「数が少ない分、一人一人の動きを増やそう」という指示があった。その指示通り、運動量が上がり前半とは見違えるような動きを見せ始める。得に、左サイドの#13堀池のスピードに乗った突破から何度もチャンスが生まれていた。そして55分、左サイドからの#31秋田のパスを中央で#10実信がシュート。一度はクロスバーに跳ね返されるが、こぼれ球を#17鶴見が押し込み1-1の同点に追い付く。その後は、一人少ないとは思えないくらいの猛攻を見せるガイナーレに対し、カウンター狙いのFC刈谷という展開が続く。FC刈谷のカウンターから何度か決定的なピンチが訪れるが、そのつど、もはや感動すら覚えるGK#1井上のファインセーブでゴールにカギをかける。攻撃陣も、前半はほとんど見られなかったサイドチェンジを交えた両サイドからの崩しや、#31秋田を起点としたボール回しを見せるなど、再三FC刈谷ゴールを攻め立てるのだが、最後まで逆転ゴールは奪えず試合終了。
〜戯 言〜
「10人で良く追い付いた」と言うべきか?「勝ちゲームだった....」と言うべきか?どちらとも取れる試合内容だったと思う。前半から後半のようなゲームが出来ていれば、全く違った展開となっていたのは事実だと思うしね。
しかし、後半は凄かった。堀池なんかホントに怪我していたのか?って疑問に思うくらいのキレキレな動き。ボランチの川田の状況判断と落ち着きも放火されるべき。チャンスに必ず顔を出す鶴見も素晴らしい。あと、波はあるもののちょこまかと良く動く実信も相手チームは嫌だろうなと思う。そして、何と言ってもGK井上。ホントセービングにに感動すら覚えるよ。..... などと、誉めたたえる事が沢山ありながら逆転出来ない所が、今の順位を物語っているんだろうな...........。はぁ.....。