最近のガイナーレは、「前半は様子を見て後半に勝負をかける」という戦い方を徹底している。しかし、様子を見る前半に失点。後半は相手を圧倒し、追い付くも逆転ゴールを奪えずドローという試合が続いている。前半の戦い方に課題が残るガイナーレは、課題を克服する事が出来たのか?
今節の栃木SC戦は、J参入に首の皮一枚で繋がっているガイナーレにはドローも許されないゲーム。何としても前半を無失点で折り返し、後半に勝負を賭けたい所だ。
その大事な前半開始早々の5分、CKを頭で合わされサクッと失点.....。ゲームプランがまたもや崩れてしまう。更に15分、左サイドを突破されると、そこから上げられたクロスを押し込まれ追加点を奪われてしまう。この後も、早いプレスに苦しめられ相手に翻弄されるばかりで何も出来ないまま0-2で終了。2失点で助かったと言うべきか....
ハーフタイムで#19田村と#14川田を下げて#24ジョと#11西村を投入。後半開始早々、3点目を奪いに来た栃木SCの猛攻をしのぐと、徐々にガイナーレへと流れが傾いて行く。17分、中央で抜け出した"13堀池がGKの頭の上を越えるループを放ち1点差に詰め寄る。徐々に中盤とDFラインが間延びして行く栃木SCに対し、1点を返した事で勢いを増したガイナーレ。セカンドボールを支配出来る様になると、カウンターから栃木SCゴールを脅かす。試合終盤には、#7戸田を前線に上げパワープレーに出る。そして、試合終了間際の86分、相手のクリアミスを拾うと最後は#17鶴見のグラウンダーのクロスを#7戸田が渾身のスライディングシュートで押し込みついに同点。少ない残り時間、勢いに乗って逆転を狙うが、2-2のまま試合終了。今期4位以内に入る事が不可能となり、ガイナーレの来期のJリーグ参入はなくなった。
〜戯 言〜
どうしても前半に....。 前半の戦い方が確立されれば、戦えるチームになると思う。来期のJリーグ入りは消滅したけど、気持ちを入れ替えて修正していって欲しい。