第50回 鳥取県サッカー選手権決勝大会決勝は、3年連続でガイナーレ鳥取 対 鳥取県立境高校という対戦になった。境高校は、準決勝で鳥取KFCを6-0で退けての決勝進出。ガイナーレは、スーパーシードで決勝からの登場になる。
#31秋田を1トップに据えた4-5-1のシステムを試したガイナーレだったが、機能するどころか境高校の速攻に振り回される始末。しかし21分に、#17鶴見がゴールライン際の角度の無い所からGKをかわしてガイナーレが先制。28、35分にも、縦パスに抜け出す形で#17鶴見、#31秋田が連続ゴールし、力の差を見せる。ここで、#8中垣を下げ#27釜田を投入し、戦い慣れた4-4-2にシステムチェンジ。しかしながら、ノープレッシャーでのパスミスを繰り返す等、境高校を圧倒する事が出来ない。
後半に入り、FWの#31秋田を下げ#30畑野を投入。格下の高校生相手に油断しまくりのガイナーレは、意図する攻撃が出来ないどころか、カウンターから失点してしまう。境高校のミドルシュートがクロスバーを叩き、跳ね返りが飛んでいるGKの#21修行の背中にヒット。そのこぼれ球を境高校のFW矢倉がダイビングヘッド。素早い判断で#21修行が辛うじて手に当てるが、無情にもサイドネットに転がり込んだ。この失点の直後、さらなる悲劇がガイナーレ鳥取を襲う。#27釜田か、ジャンプで競り合った後の着地の時に、足首を踏まれて?(そんな感じに見えた)負傷退場してしまう。試合後も抱えられないと歩けない状態だったのでかなり心配だ。その後は、膠着状態となるが、#27釜田に代わって出場した#9小林が終了間際にDFの裏に抜け出し、GKと1対1となると、落ち着いてゴールに流し込み4点目を奪い、ガイナーレが4-1で境高校を退けた。この結果、8年連続10回目の天皇杯出場権を獲得した。
〜戯 言〜
得点こそ4-1だけど、点差ほどの圧勝では無かった。力の差は、確かに歴然としていたのだが、とにかくミスが多い。今後心配で仕方がない。そんな中、失点シーンではあるが、修行のパフォーマンスには感心した。横っ跳び(右)している最中に、自分にあたったボールをダイレクトでヘディングされる。そのシュートを今度は左にダイブして手で弾く。結局ギリギリの所でゴールに吸い込まれてしまうけど、あの状況でもう一度手に当てるとはアッパレ!!凄いプレーだったと思う。あと、コバの復活ゴール!!物凄く嬉しかった。おめでとう!コバ。やっぱ、あのスピードは武器になる。怪我なく活躍して欲しいもんだ。最後に、釜田の怪我がたいしたことが無い事を祈る。
毎年、掲載している表彰式後の集合写真ですが、掲載許可がおりませんでしたので掲載を自粛します。