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2008 JFL 前期 第14節 6/1()とりぎんバードスタジアム
得点経過
得点経過

ガイナーレ鳥取

三菱水島FC
45分:小澤 竜己

89分:実信 憲明

71分:松永 一慶
SH
GK
CK
FK
PK
14
9
2
6
0
PK
FK
CK
GK
SH
0
18
1
13
9
スタメン
 サ ブ 
交 代
c a r d
実信憲明 吉野智行
c a r d
-
次節出場停止
-
今節獲得強化費
¥ 70.000
通算獲得強化費
¥ 420.000
観 客 数
2.232 人

11秋田  15小澤

24原島      10実信


14吉野 4アドゥール

19田村 16小原 30小村 20冨山

1井上

G K 23 太田
D F 22 増本
D F 31 尾崎
M F 6 小井手
M F 8 中垣
F W 7 戸田
F W 27 釜田
67分
増本(秋田)
76分
小井手(原島)
78分
戸田(小澤)
アシスト()内は得点者
45分:吉野(小澤)
89分:小井手(実信)
r e p o r t


 前節は、FC刈谷を相手に1-0と今期初の完封勝利で、久々の連勝となったガイナーレ鳥取。やはり、少ない出場時間ながら頼もしいキャプテンの復帰が、チームに良い影響を与えたか? そして今節、ついにキャプテン#30小村が開幕戦以来のスタメン復帰! 下位に低迷する三菱水島FCを相手に、しっかりと結果を残して上位との勝点差を詰めたい所だ。

 前半、ミスの目立つ三菱水島FCをガイナーレがポゼッションでは上回るものの、攻撃にスピードが無いのと、決して強くは無い三菱水島FCのプレッシャーに苦しみ、攻撃の形を作る事が出来ない。両チーム共に、ゆるーく、まったりとした変化が無く、つまらない展開のまま前半を終える

 後半に入ると、いきなり試合が動く。後半開始のホイッスルの音が、まだ耳に残っているうちに#10実信の縦パスを受けた#11秋田がDFラインで粘り、上がって来た#14吉野にヒールパス。パスを受けた#14吉野が右サイドを駆け上がった#15小澤にパス。フリーでボールを受けた#15小澤が右足を力強く振り抜くと、飛びついた相手GKの脇の下を上手くすり抜けゴールに突き刺さった。後半早い時間帯での先制ゴールに、ゴールラッシュを期待したのだが....。この後も、ゆるーく、まったりとした三菱水島FCのサッカーにお付き合いしてしまい、イライラが募る展開に。
  追い付きたい三菱水島FCは、61分に先日移籍して来たばかりで、元ザスパ草津のFWの奥山を投入。この交代がズバリ的中する。ここまでの「ゆるーく、まったりとしたサッカー」につき合ってしまっていたガイナーレは、スピードのある奥山に振り回されてしまう。すると71分、その奥山に左サイドを突破されて上げられたクロスボールを中央フリーでシュートを撃たれてしまう。そのシュートはクロスバーに弾かれるものの、ここまで電柱FWとして全く役に立っていなかった松永にこぼれ球を拾われ、同点ゴールを奪われてしまう。その後ガイナーレは、#6小井手、そしてFW登録の#7戸田を次々に投入。#6小井手が再三のドリブル突破で見せ場を作るものの、#7戸田のポストも今一つ機能せず時間だけが過ぎて行く。
  このままドローで終わっては、今迄と同じ事の繰り返し。スタンドは、勝ち越しゴールを信じて声援を送り続ける。その願いが届いいたのはロスタイム。ゴール前で、#14吉野のシュートが相手DFに当たり、大きく右サイドへ流れる。そのボールを#6小井手が押さえると、詰め寄る相手DFを一瞬のスピードで振り切りセンターリング。この時、ペナルティーエリア内には、三菱水島FCの選手が6人プラスGK。その全員がボールウオッチャーとなっており、ペナルティーエリア内では、#7戸田、#10実信、#14吉野、#20冨山がフリー(#22増本は、相手DFの混戦の中だが三菱水島FCの選手は、その#22増本のケアも無し)となっていた。#6小井手の蹴ったボールは、相手DF陣の頭上を越えファーサイドへ。そこでフリーとなっっていた#10実信が、しっかりとタメて豪快にボレーシュート。相手選手が苦し紛れに伸ばした足をかすめて、ゴールネットに突き刺さり、終了間際の土壇場で、ガイナーレが勝ち越しゴールを奪う。結局、これが決勝点となり2-1で勝利。連勝を3に伸ばして、4位との勝点差を7に縮めると共に、順位を9位に上げた。
 
 
 
    〜戯 言〜
 
 
 まぁ、試合内容はアレだけども....。先制して追い付かれて、終了間際に勝ち越しての勝利。今迄の負けパターンを払拭する勝ち方をした事は、今のガイナーレにとって良い経験になったはずだ。