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2008 JFL 前期 第17節 6/22()とりぎんバードスタジアム
得点経過
得点経過

ガイナーレ鳥取

佐川印刷SC
53分:ハメド
-
SH
GK
CK
FK
PK
12
17
4
26
0
PK
FK
CK
GK
SH
0
23
3
7
14
スタメン
 サ ブ 
交 代
c a r d
ハメド 秋田英義
c a r d
-
次節出場停止
秋田英義
今節獲得強化費
¥ 70.000
通算獲得強化費
¥ 560.000
観 客 数
2.209 人

11秋田  15小澤

17鶴見      9ハメド


14吉野 4アドゥール

2吉瀬 16小原 30小村 20冨山

1井上

G K 23 太田
D F 8 中垣
D F 31 尾崎
M F 6 小井手
M F 10 実信
F W 7 戸田
F W 27 釜田
H T
実信(秋田)
74分
中垣(吉瀬)
79分
戸田(小澤)
アシスト()内は得点者
53分:冨山(ハメド)
r e p o r t


 開幕2連勝で首位! そこから一気に転落。 そして、着実に勝点を積み重ねて息を吹返し始める。正に「山あり谷あり」とアップダウンの激しかった、前期のガイナーレ。その前期も、いよいよ最終節の佐川印刷SC戦。下位に低迷しているとはいえ、準加盟チームには、全て引き分けているなど「曲者」の印象が強いチームで、過去の相性でも決して良いとは言えない難しい相手である事は確かだ。

 
 雨の影響で、スリッピーなピッチに両チームとも悩まされた。前半は、一進一退の攻防となり、両チームの攻撃が交互に繰り返されていた。しかしながら、両チーム共に決定力に欠けていた。ガイナーレは、この試合で#2吉瀬と#17鶴見が復帰。#17鶴見は、#9ハメドと何度もポジションチェンジを繰り返すなど、イキイキとプレーしていたが、好調時の出来からはまだ物足りない印象。一方の#2吉瀬も、果敢なオーバーラップと共に守備力の高さをチラっと見せたものの、上がった背後を突かれたり、ミスが多かった事もあり、こちらも試合感がまだまだと言った印象か。
 
  後半頭から、前半の内にイエローを貰っていた#11秋田(次節出場停止)に代えて#10実信を投入。#17鶴見と#15小澤の2トップに変更する。そして53分、右サイドをオーバーラップしていた#20冨山からのパスを受けた#9ハメドが、DF5人に囲まれながら「変態ドリブル」炸裂でDF陣を翻弄し、一瞬の隙を突いて左足でシュート。ボールは、相手GKの伸ばした左手を越えると、曲がりながらサイドネットに突き刺さった。ここまで拮抗した展開が続いていたが、この先制ゴールでスタジアムは一気にヒートアップした。ここから畳み掛けるように、さらなる得点を期待したのだが、ガイナーレは引いてのカウンター狙いに作戦を変更。この事により、佐川印刷SCがゲームを支配し始める。
  そして74分、故障明けの#2吉瀬を下げて#8中垣を投入。この頃から守備のバランスが崩れ始める。さらに、右サイドの裏へ出たパスに走り込もうとした#9ハメドが、足をつるハプニングが発生。これにより、#9ハメドの運動量が大きく落ちてしまった。逆に勢い付いたのは佐川印刷SC。ガイナーレは、佐川印刷SCの勢いに押され、ズルズルとDFラインを下げてしまいクリアするのが精一杯となる。79分に#15小澤に代え#7戸田を投入して流れを変えに出る。しかし、佐川印刷SCの攻撃にサンドバック状態のガイナーレに反撃する余裕は無かった。ゴール前の混戦をDF陣の身体を張った守備と、GK#1井上の神セーブで凌ぐ苦しい時間帯が続く、胃が痛くなる展開。主審がチラっと時計に目をやる、「早く笛を吹け!」まだ吹かない。もう一度、時計に目をやり終了のホイッスルを吹いた。#9ハメドのガッツポーズを見て、ようやくホッと出来た。この勝利により、前期は「8勝3分6敗」となり順位を5位に上げた。
 

    〜戯 言〜
 
 
 非常に疲れた試合だった。勝ててホッとしたね。とにかく稀に見る大混戦の今期のJFL。粘り強く勝点を稼いで行けば、Jリーグ参入も夢ではないはず。粘り強く、選手とチームを信じて応援して行こう!
 今日の収穫は、怪我人の復帰。鶴見とハメドのコンビが意外と良かったから、今後に期待が持てそうだ。そして、地味だから目立たないけど、アドゥールはホントに良く効いているね!スゲーよアドゥール!! で、ハメドの「変態ドリブル」。バイタルエリアで こそ光る武器(攻撃力は絶大)。後期は、その武器をチームとして使える様になれば、Jへの道が大きく開けると思う。