先日の横浜FCとのフレンドリーマッチの効果か、とりぎんバードスタジアムには「4.241人」の観衆が集まった。対戦相手は、シーズン序盤の勢いは何処へやら?...
のMIOびわこ草津。前期の対戦では、相手に殆ど何もさせないまま3-0で快勝している。状況は厳しいながらもJへの可能性を残すガイナーレにとっては、確りと勝利し上位にプレッシャーを掛けなければならない。
ガイナーレは、引き気味に守り無理に攻め込まずMIOびわこ草津に攻めさせる事で、#9ハメドと#15小澤の前にスペースを作り、そこへ縦パスを送るシンプルな作戦を取る。そのため、MIOびわこ草津に攻め込まれる時間が続く。両チーム共にプレーの精度が雑で決定的チャンスがないまま時間が過ぎる。試合が動いたのは35分、右サイドで#28山本が倒されてFKを得ると、#31尾崎がDFとGKの間のスペースに絶妙なキックを見せる。そこにドフリーで飛び込んだ#14吉野が頭で合わせてガイナーレが先制し、スタジアムが大いに盛り上がりを見せる。しかし43分に、縦パスに抜け出した#9ハメドが相手GKと交錯。このプレーでイエローカードを貰ってしまう....orz。
これで、今期2度目の累積となり2試合の出場停止。 非常に痛く、勿体無い形で前半を終了する。
後半開始早々の51分、#9ハメドからのスルーパスを受けた#15小澤が上手く抜け出し、相手DFを交しGKの逆を突くシュートでガイナーレがリードを2点に広げる。60分には、#9ハメドに代えて#6小井手を投入(次節へのテストか?)。しかし、交代直後の63分に#6小井手がイエローカードを貰ってしまい、#6小井手も次節出場停止になってしまう...。しかし、その#6小井手がキレのある動きで何度もチャンスを演出。ゴールこそならなかったものの攻撃にアクセントとなった。それだけに次節の出場停止が痛い...。そして74分、#31尾崎を下げ#32水本を投入しシステムを5バックにする。2点のリードを守備の意識を高くして守り切ろうという意図は良くわかるのだが、チーム全体にベンチの意図がハッキリと伝わってなかったのか?
前線とDF陣との連携がチグハグになり始める。そして試合終盤の86分、相手のシュートがGK#1井上を飛び越えゴールに吸い込まれそうになった所を#3加藤が弾き出した。『手で』...。ゴール裏からだったが確りと見えていたので反論のしようがない。このプレーで#3加藤は退場。さらにPKを献上。そして失点。その後、中盤で激しくプレスを掛け続けていた#25鈴木を下げて、前線でターゲットになる#11秋田を投入。しかし、失点で受け身になる悪い癖が再発しMIOびわこ草津に押し込まれ続ける。ボールを奪っても慌ててクリアしてしまい、交代で入った#11秋田を全く生かす事が出来ない。試合終了まで、何度かあったMIOびわこ草津のセットプレーに肝を冷やしまくったが、何とか逃げ切り上位との勝点差を縮める事に成功した。
〜戯 言〜
内容よりも結果が大事!!
勝利で上位にプレッシャーを掛け続ける事!!