前節、横河武蔵野FCに快勝し順位を５位に上げたガイナーレ。そして迎えた最後の 『準加盟ダービー』 栃木SC戦。前期で溜め込んだ勝点の貯金を使い果たしたしJ参入に黄色信号が灯り始めた栃木SCを相手に、コツコツと勝点を積み重ね5位まで順位を上げてきたガイナーレがどう挑むのか？ 他チームも注目する大一番となった。

　前半開始早々、#31尾崎のFKからフリーで#17鶴見のヘッド。#26田村の相手GKとの1対1など、ゴールこそならなかったが　ガイナーレが決定的チャンスを演出する。その後は、徐々に栃木SCが盛り返すがミドルorロングレンジからシュートを放つばかりで、その攻撃に恐さはない。しかし35分、CKからボレーシュートを叩き込まれ栃木SCに先制を許す。
　後半、#31尾崎を下げて#15小澤を投入し3-5-2にシステムチェンジ。そして47分、中央フリーで#17鶴見がドリブル突破。栃木SCのDF陣は、ボールを持つ#17鶴見と#26田村＆#15小澤の２トップに意識が集中し、ガイナーレの両サイドが見事にフリーとなる。そこで#17鶴見は左サイドの#6小井手を使う事を選択。右サイドに空いた広大なスペースにパスを送る。フリーでボールを受けた#6小井手はトラップし中央を確認すると絶妙なクロスをゴール前に供給。そこに、中央からニアに流れながら相手DFの前に飛び出した#26田村が打点の高いヘディングシュート。ボールは、クロスバーの下側をかすめて叩き付ける様にゴールに吸い込まれガイナーレが同点に追い付く。その後は、ポゼッションの高い栃木SCがガイナーレ陣内に攻め込むも、#30小村を中心としたDF陣が身体を張った守備とGK#1井上の好守でゴールに鍵をかける。ガイナーレもカウンターからチャンスを伺う。７５分過ぎのFK。#6小井手が横に居た#25鈴木にちょこんとパス。#25鈴木は、ゴール左上隅に狙いすましたミドルを放つもGKの伸ばした手が僅かに触れて軌道が変わりクロスバーを弾くなど、逆転ゴールは遠い。結局、このまま1-1のドローで試合終了。

　
　 　 〜戯　言〜
　
　　
　まだまだ挑戦は続く！！