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2009 JFL 前期 第3節 3/29()どらドラパーク陸上競技場
得点経過
得点経過

ガイナーレ鳥取

三菱水島FC
08分:柴村 直弥
09分
:冨山 達行
77分
:阿部 祐大朗

87分
:ハメド
-
-
-

86分
:管 康介
-
SH
GK
CK
FK
PK
13
6
4
5
0
PK
FK
CK
GK
SH
0
6
7
11
8
スタメン
 サ ブ 
交 代
c a r d
-
c a r d
-
次節出場停止
-
今節獲得強化費
¥ 60.000
通算獲得強化費
¥ 180.000
観 客 数
3.040人

7小井手   11阿部

10実信
22森       17鶴見

14吉野

4柴村 6小原 3加藤 20冨山

15シュナイダー

G K 21 太田
D F 23 水本
D F 28 尾崎
M F 24 鈴木
F W 9 ハメド
F W 18 田村
F W 29 小澤
65分
ハメド(小井手)

79分

小澤(鶴見)
82分
水本(小原)
アシスト()内は得点者
08分:小井手(柴村)
09分:小井手(冨山)
77分:鶴見(阿部)
87分:水本(ハメド)
r e p o r t


 アウェイでV・ファーレン長崎に勝利し、開幕2連勝でホームへ凱旋したガイナーレ。今節の相手は、昨年最下位の三菱水島FC。過去の対戦成績も5勝2分1敗と大きく勝ち越しており相性も良い。ここは、結果だけではなく内容も伴った試合展開で連勝を延したいところだ。

 
 前半開始早々、DF#3加藤のロングフィードを前線で#11阿部がポストで右サイドに捌く。#17ボールを受けた#17鶴見が#7小井手へボールを預けると、#7小井手がファーサイドへセンターリング。オーバーラップしていた左SBの#4柴村が頭で合わせるとGKが一歩も動く事が出来ないままゴール右隅に吸い込まれた。いきなりの先制点で多少面喰らったのだが、その1分後に今度は右サイドから#7小井手がシザース1本で相手選手をぶち抜きセンターリング。ノールは、中央にいた#11阿部の頭上を越えてポッカリと開いたスペースへ。そこに飛び込んだのは右SBの#20冨山。トップスピードで飛び込むと、スライディングしながら足を伸ばしボレーで追加点となるゴールを叩き込む。この両SBの活躍により試合開始10分に満たない時間でガイナーレが2点をリードする。三菱水島FCは、ロングボール主体で攻撃を組み立てるのかと思っていたが、この日は両サイドを基点にして攻撃を仕掛けて来た。しかしながら、細かいミスが多く自らチャンスを潰したり、ガイナーレのプレスに苦しみゴール前まで運ぶ事が出来ない。試合後の#17鶴見のコメント(「早い段階で得点出来て良かったが、追加点を狙うか守るかでチームがまとまらず、試合がきつくなった。」)にあるように、2得点後はボールを支配しながらも、どことなく試合に緩さが感じられる展開となり、得点の香りを残しつつも決め切れないまま前半を終える。

 後半に入っても、チャンスこそ作り出すものの駄目押しとなる3点目が遠い。そこでベンチは、65分に#7小井手を下げて#9ハメドを投入し試合のリズムを変えに出る。試合が動いたのは77分、右サイド#17鶴見からのパスを受けた#11阿部が、相手選手2人を引きずりながらドリブル突破し左足でシュート。「思いっきり蹴った」と言うそのシュートがゴール右サイドネットに突き刺さり欲しかった3点目をゲットする。直後の79分には、#17鶴見を下げて#29小澤を投入し畳掛ける姿勢を明確にする。しかし86分、バイタルエリアで痛恨の連携ミス(クリアミス?)。そのこぼれ球を奪われると、ゴール前フリーでシュートを撃たれ失点してしまう。試合は、失点直後に#23水本からのロングフィードを受けた#9ハメドが独特のステップでペナルティーエリア深くに侵入。そして、角度の無い所から逆サイドネットにシュートを突き刺し4点目をゲットし4-1でガイナーレの快勝。連勝を3に延した。


    〜戯 言〜
 
 
 試合後、ヴィタヤが「これなら3ー0で終った方が良かった」とコメントを残した通り、失点は勿体無いものだった。しかし、早い時間帯に先制&追加点を奪うなど、終始安心して応援出来た事は非常に嬉しかった。今日の戦術が今期のベースとなるのだろうが、どんな相手にも通用するレベルにはまだ達していないと思う。次節は、春の珍事か?無気味な存在となっているアルテ高崎。今期掲げた攻撃的な戦術を更に熟成させて、アルテ高崎のメッキを剥がすと共に確りと首位をキープしたいところだ。