前節、前半の早い時間帯に先制するも後半に追い付かれてドローに終った。その結果、横河武蔵野FCに勝点と得失点で並ばれるも辛うじて総得点で上回りなんとか首位をキープしている。今節の相手は、前節に開幕戦以来の勝利を挙げて連敗を止めたJ準加盟チームの町田ゼルビア。Jを争うライバルを下して首位をキープしたい所だ。
雨の影響でスリッピーなピッチに、町田ゼルビアの選手は足を取られ滑りまくっていた。それに対してガイナーレの先制点は、悪条件を感じさせないくらい正確で細かなパス交換から攻め上がっり獲得したCKから生まれた。左サイドからのCKを#20冨山がゴール前へ早いクロスを上げる(試合前ヴィタヤから「ゴールに入れる気持ちで行け」とCKの指示があったらしい)と、ニアサイドに詰めていた#6小原と3加藤、そしてファーサイドにいた#11阿部と#4柴村にDFが集中。そしてポッカリと開いた中央のスペースに#14吉野が頭から飛び込みゴール右隅に押し込んだ。今期は戦術上、ディフェンシブな仕事が多くゴールのなかったキャプテン#14吉野の待望のゴールとなった。2試合連続で早い時間の先制点。前節は、ここから攻めあぐね後半に同点ゴールを許してしまっている。「このままの勢いで追加点!」と行きたい所だったが、チャンスを作るものの前節同様に攻めあぐねてしまう。町田ゼルビアもピッチコンディションに苦戦しながらもダイレクトパスを多用した攻めを披露し、あわや同点ゴールという場面もあった。ただ、両チーム共にミスが多く、本来やりたいサッカーには程遠い印象を受ける。
後半に入るとガイナーレのミすが目立つのと、相手の激しい当たり(ラフ気味)に苦しみルーズボールが拾えなくなり町田ゼルビアにボールを持たれる時間帯が増える。しかし、町田ゼルビアの攻撃に恐さは感じられず失点の匂いは皆無。町田ゼルビアの選手に雑なプレーが多かった点と、ガイナーレDF陣が安定した守備を見せていたからこその感じられた事だと思う。結局、このまま1-0でガイナーレが逃げきり勝点3をゲット。2位の横河武蔵野FCが敗れた事により、確りと単独首位をキープ。2位のアルテ高崎との勝点差を「2」に広げた。
〜戯 言〜
まぁ、悪いなりにも勝点3を獲得出来た(コレ大事)。相手にボールを持たれた時間もあったけど、恐さは無かったと思う。今節は上位陣が敗れた事もあり(高崎は勝ってたけど)こういう試合を確りと勝てた事は非常に大きい。大きな問題は、吉野の怪我の状態かな。あと、攻撃陣の頑張りが足りない事。阿部のポストが効いているだけに2点、3点とゴールが生まれてもおかしくないんだけどなぁ。
そうそう、試合前に町田サポさんから鳥取ゴール裏に『お手柔らかに』とお菓子の差し入れがありました。美味しくいただきました。有難うございます。