前期最終節となった前節、Honda FCに力無く敗れ去り3連敗で前期を終えた。仕切り直しとなる今節は、開幕戦で競り勝ったMIOびわこ草津が相手。力無く連敗を続けるガイナーレとは対照的に、攻撃陣が好調をキープし4連勝と波に乗っている嫌な相手だ。ガイナーレは、嫌な流れをリセットさせる為にも開幕戦同様に粘って勝利を掴みたい所だ。
まずは、確りとした守備から序盤を戦いたい所だったが、これが負のスパイラルか?最初の15分を凌ぐ事が出来ない。13分、相手CKの流れから頭で押し込まれ失点すると、24分には綺麗に守備を崩され0-2。勝ちたい気持ちが空回りで最悪な形で前半を終える。
後半に入り幾分持ち直すと、51分に相手GKのミスキックを#17鶴見がダイレクトで蹴り返し1点差に詰め寄る。後半開始間も無い得点に期待が高まるが、喜びも束の間...
直後に素早くパスを繋がれ崩されると、フリーの選手にアッサリとゴールを割られリードを広げられてしまう。この後、#29小澤、#18田村という攻撃的な選手を相次いで投入するもゴールは遠く、前期から続く連敗は「4年ぶり」となる『4』になってしまった。
〜戯 言〜
........。シュート数は相手の約3倍となる『14本』。しかし、得点は僅かに『1』。恐ろしくポジティブに考えるなら、今まで希薄だったシュートの意識がこの試合には有ったという所か?
MIOびわこ草津の得点シーンは、素早いパス回し(ゴールに向かった)でアッという間にゴール前までボールを運んでいる。例えるなら『あみだくじ』の様に後ろへ下げる事無く確実にゴールへ向かうといった所か?
それに比べてガイナーレのパス回しは、前へ行ったかと思えば後ろに下げて、更に横へ繋げてまた後ろに下げるといった様に、一筆書きの星でも書いているかの様で全くと言って良い程にゴール前へは繋がらない。
確かに、パスの出し所が詰まってしまい一旦下げて攻撃を組み立て直すというのは真っ当な戦術ではあるが、それ以前の段階での遅攻がパスの出し所を無くし後ろへ下げざるを得ない原因となっている。あくまで、D級指導者ライセンスしか持っていない素人目線の考えではあるが、色々と考え過ぎてパニック状態にあるチームに『簡単な事(シンプルな事)』からやり直して欲しいと切に願う。