まさに泥沼の4連敗で、順位を5位まで落してしまったガイナーレ。今節の相手はリーグ最小失点(10失点)の堅守を誇るジェフリザーブズ。連敗中の選手達を勇気付けようと、ゴール裏から『自信を持て!俺達は信じてる!!』の断幕が掲げられた。
これ以上の連敗は許されないガイナーレは連敗中とは見違える動きを見せた。試合開始早々からジェフリザーブズに激しくプレスを掛け相手の出鼻を挫くと、#9ハメド、#11阿部が立続けにシュートを放つ。惜しくもゴールにはならなかったが、ガイナーレの積極的な姿勢にスタンドが大きく沸いた。この日のガイナーレは、いつもの様にサイド一辺倒ではなくシンプルに裏を狙う動きを見せる等、多彩な攻撃を繰り出した。そして30分、#9ハメドが右サイドからドリブルで中央に切込みながらシュート。そのシュートは相手DFに当たり浮き球となるが、そのルーズボールを#9ハメドが豪快にオーバーヘッド。エリア外からの弾道とは思えないくらいの勢いでゴール左隅に突き刺さるスーパーゴールでガイナーレが先制する。その後も、圧倒的に攻め立てたガイナーレ。追加点こそ奪えないもののジェフリザーブズに何もさせないまま前半を終える。
後半開始早々の46分、#17鶴見からパスを受けた#9ハメドが左サイドからゴール前の#11阿部へピンポイントのクロスボールが供給される。ファーストタッチのコントロールミスでボールが身体から離れてしまったが、ゴールへの執念を見せた#11阿部。倒れ込みながら放ったシュートはGKのてをかすめてゴール左隅へ。さらに49分、#11阿部のポストから#19林がJFL初ゴール。後半になっても全く運動量の落ちないガイナーレは、65分に#28尾崎のCKを#14吉野が「これぞ吉野だ!!」と言う様なヘディングシュートを決め3-0。交代で入った選手も、良い流れを切る事無く終始ハードワークで持ち味を発揮。#10実信は、中盤で運動量豊富に動き回り、#27釜田、#29小澤は果敢にゴールを狙った。そして試合終了間際、#27釜田のシュートがポスト直撃。そこに#29小澤が詰めるも惜しくもゴールならずというチャンスが..。その直後、#29小澤の突破からのクロスボールを#27釜田が、元ガイナーレ所属で現ジェフリザーブズの金正旭のスライディングを柔らかなファーストタッチでかわしてシュート。このゴールで5-0。4連敗中だったチームが、見違える動きを見せての圧勝で上位争いに踏み止まった。
〜戯 言〜
林の作文が気になる...
とりあえず、ここからリスタート。今日の動きが出来るのならば、何の心配も無い。今日の動きが出来るのならばね。