前節は、苦手意識のある佐川印刷SCに3-0と快勝したガイナーレ。今節の相手は、同じくJリーグ参入を狙う2位のニューウェーブ北九州。後期に入ってアウェイで勝ちがなく、チーム得点王の#17鶴見が累積で出場停止となっているなど不安要素もあるが、目の前のライバルを相手に結果を出して帰りたい所だ。
ニューウェーブ北九州は、前線の#11阿部に対して長身DFのタチコをマンマークで付け、ボランチ#14吉野にも数人でプレッシャーを掛けガイナーレの攻守の要を潰す。そして、攻撃時は中盤を省略しロングボール主体という予想に反した戦いで挑んで来た。ガイナーレは、中盤を制しポゼッションを高めるも引いて守りを固めるニューウェーブ北九州DF陣を崩せずシュートすらままならない。後半に入り、両チームともに活発さを増したもののゴールは遠く、結局スコアレスに終る。
〜戯 言〜
結局、前期の対戦と同じスコアレスドロー。ガイナーレより順位が上のライバルチームだけに勝利が欲しかったと言うのが本音か。この試合は、相手がガイナーレのサッカーを徹底的に研究して来た。前線の基点となる阿部と中盤の落ち着かせ役でもあるボランチ吉野の自由を奪うと共に、引き気味の守備隊形を取る事によりガイナーレはシュート3本に押さえられてしまった。CKを10本蹴っているにも関わらずシュート数はたったの『
3 』。相手に長身DFが居たのも事実だが、セットプレイの精度を上げなくては今後もキツイ試合が続く事だろう。守備に関しては、苦手としていた相手のロングボール放り込みに対して無失点で終われた事は評価出来る。ただし、抜け出されてピンチになる事もあったのは事実だし、シュナの好守に助けられたのも事実だが...。
ともあれ、リーグは約3週間の中断入る。噂では、再開時にはFWの梅田が復帰?するんじゃないかと言う情報もあるし、岡野のコンディションも上がってくるだろう。シェイの復帰も遠くはないだろう。
リーグは残り10試合。Jへ向けての課題は勿論あるが、チームとサポーターが力を合わせて課題を一つづつクリアして行く事が大切だ。