シーズン終盤になっても今一つ調子に乗り切れないガイナーレ。今節の相手は流通経済大学....。Jへの夢を打ち砕かれた去年の最終戦。大失速のスタートとなった前期第15節。相手のメンバーは関係ない(実際前期は、2軍以下のメンバーに敗戦)、このチームに、このスタジアムで勝たなければ前へ進めない気がする。そして、勝つ事によって何かが変わってくれる気がする。そんな試合。
前半開始早々、#17鶴見が相手DF4人を引き連れて強引にドリブル突破。そして、慌てた相手DF陣が対応ミス。そのこぼれ球を#10実信がミドルでゴールに突き刺しガイナーレが幸先良く先制する。その後も圧倒的にボールを支配し、流通経済大学ゴールにシュートの雨を降らせるが追加点を取れないまま前半終了。
後半頭からは、#8梅田に代えて#9ハメドを投入し流れを変えに出る。51分に左サイドからの#28尾崎のFKを#26橋内がゴール前フリーでヘッドで合わせて待望の追加点。直後にピンチ...。62分にも左サイドから#28尾崎のFKをまたも#26橋内がヘッドで押し込み3点目。直後にピンチ...........。72分に負傷した#17鶴見に代えて#4柴村が4カ月半ぶりに公式戦復帰。76分には頭を負傷していた#18田村に代えて#30岡野投入。ロスタイムには、流通経済大学のミスからボールを奪った#9ハメドがドリブル突破。最後は、落ち着いてゴール左隅に流し込み(しっかり野人が詰めていたのも大きい)4-0の圧勝。順位こそ5位のままだが、今節は上位陣が揃って足踏み。上位との差を詰める故とに成功した。
〜戯 言〜
シーズンを通してみれば只の1勝に過ぎないかも知れないが、今のガイナーレにとっては非常に大きな1勝になったはず。っていうか、大きな1勝にしなければならない。今節の結果で、まだまだ十分に可能性が残った。天皇杯を挟むが、次節のFC琉球戦は絶対に結果を出さないと駄目。ここで連勝出来れば、目標のJリーグがグッと近付くはずだ。