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2009 JFL 後期 第 15 節 11/15()とりぎんバードスタジアム
得点経過
得点経過

ガイナーレ鳥取

Honda FC



83分:
ハメド
06分:早坂 良太
64分:
新田 純也
77
:
糸数 昌太

SH
GK
CK
FK
PK
8
9
6
29
0
PK
FK
CK
GK
SH
0
24
5
13
7
スタメン
 サ ブ 
交 代
c a r d
阿部祐大朗 鶴見聡貴
梅田直哉
c a r d
-
次節出場停止
-
今節獲得強化費
¥0
通算獲得強化費
¥ 900.000
観 客 数
6.188 人


29小澤   11阿部

10実信
19林       20冨山

14吉野

22 26橋内 6小原 28尾崎

15シュナイダー

G K 21 太田
D F 3 加藤
M F 17 鶴見
M F 24 鈴木
F W 8 梅田
F W 9 ハメド
F W 30 岡野
HT
ハメド(小澤)

61分

鶴見(森)
65分
梅田(阿部)
アシスト()内は得点者
-
r e p o r t


 泣いても笑っても今期残り3試合。順位は、首位の佐川滋賀FCと2位の横河武蔵野FCに次いで3位。今節の相手は、『 Jへの門番 』ことHonda FC。Jを目指すガイナーレの為の最後の試練なのか? 強豪のHonda FCに勝利してJへの夢へ近付く事が出来るのか? この大一番に今期最多の 6.188人 の観衆がとりぎんバードスタジアムに集結した。

 前半開始早々、右サイドを崩されてアッサリとHonda FCに先制されてしまう。その後も動きの硬いガイナーレに対し、持ち味であるダイレクトを含む少ないタッチでのパスと激しいプレシングで圧倒的にゲームを支配するHonda FC。ガイナーレは、#29小澤がDFの裏へ何度か良い飛び出しを見せるも、尽くオフサイドの判定に泣く。#11阿部も前線でキープ出来ず基点になれない。また、サイドを崩してもラストパスの精度が悪い等、同点に追い付く事が出来ないまま前半終了。
 後半の頭から#29小澤を下げて#9ハメドを投入。個人的には、DFの裏を狙い続けた#29小澤を外すよりも、徹底的にマークされて持ち味を発揮出来ていなかった#11阿部を下げて#9ハメドを投入して欲しかったのだが...。しかし、この交代により前線が活性化されてガイナーレがゲームを支配し始める。セットプレーから#9ハメドのミドルや、ボランチ#14吉野がゴール前へ走り込む等、前半と見違える動きを見せ同点ゴールへの期待感が膨らみ始める。61分には#22森を下げて#17鶴見を投入。#22森の外れた左SBに#20冨山がポジションチェンジし、右サイドには#17鶴見が入り更に攻撃的な布陣へ。しかし直後の64分、中盤でのチェックをサボりタメを作られると、全員がボールウォッチャーとなったガイナーレ。その隙にフリーで桶田(Honda FC)に裏に抜け出される。そのプレーにGK#15シュナイダーが吊り出され、最後は逆サイドでこれまたフリーとなった新田(Honda FC)にパスが渡り、無人のゴールへ流し込まれ0-2。前掛かりになった所での失点のダメージはかなりの物だったようで、帰宅後にVTRを確認すると、ここを境に選手の顔に明らかに焦りの色が見えてしまっている。本来ならサッカーにおける2点差はある意味チャンスにもなる点差なのだが、焦りから大きなミスが出てしまう。77分、GK#15シュナイダーからのパスを受け損なった#26橋内がボールを奪われると右サイドを突破されセンターリング。中央で1人潰れるも、ファーサイドに詰めていた糸数(Honda FC)に押し込まれ駄目押しの3失点目。この時点で帰り出す観客も出始める。結局#9ハメドの個人技から1点返すものの1-3で門番に完敗。夢へ近付くどころか、圧倒的な力の差を見せつけられての敗戦。この結果、順位を昇格外の5位に落し崖っプチに追い込まれた。

     〜戯 言〜
 

 相変わらずの事だが、エリア付近でパス回しをしていてもエリア内にいる選手が棒立ちで相手に密着マークされてしまっている。この為に全く崩す事が出来ず、無理から精度のないクロスを上げるしかなくなっている。エリア内にいる選手がもっと動いていれば、空いたスペースに2列目の選手が走り込んだり、シュートコースが空いたりするはずなのだが....。
 兎に角、選手が悲愴感漂う焦りの表情を浮かべながらプレーしているようでは、同点に追い付く事や逆転ゴールを奪う事など不可能。『 焦るな! まだ時間あるから落ち着いて点を取りに行くぞ! 』と言うような、味方を鼓舞する声がもっと出ても良かったはず。最後まで諦めていないと言える表情をする選手が殆どいなかった(VTRからは確認出来なかった)のが非常に残念だ。
 もう、後は開き直るしかない。もっと自信を持ってサッカーを楽しむくらいの気持ちで戦って欲しい。まだまだ、終った訳じゃない。